私は、キャンプ協会の会員で、毎月会報誌が届くのですが、
先週、届いた会報誌に、「キャンプ研究」という論文集が
同封されていました。
その中で、「我が国における野外救急法の現状と課題」
という特別寄稿が掲載されていました。
これは、2017年6月に設立された
Wilderness Medical Associate Japan (WMAJ)の
第一回カンファレンスシンポジウムにおいて行われた
野外救急法について、現状と課題を考察することを
目的として行われたものだそうです。
野外救急法とは、Wilderness First Aid の略で、
Wilderness とは荒野という意味がありますが、
この場合、救急車が到着できないところ、処置、
搬送など都市の医療システムが確立できないところを
指しているそうです。
現状や課題を下記の内容を説明しながら語られています。
注意義務と法的責任
善きサマリア人法と緊急事務管理の規定
野外教育を行う場合の法律関係
野外教育関係者だけでなく、趣味で山や海へ出かける方には
一読の価値があります。
日本キャンプ協会のホームページに、ダウンロードページがあり、
そこへ登録される予定だと思います。
(過去のものは掲載されています)
興味のある方は、そちらをご確認ください。
の販売もされています。
ただし、3月2日現在、まだ、掲載はありません。
(定期的に、ご確認ください)
日本キャンプ協会
http://www.camping.or.jp/
ダウンロードページ
http://www.camping.or.jp/download/
「キャンプ研究」第21巻
2018年2月発行
定価:1000円+税
ISBN978-4-904008-12-6
研究論文
1.キャンプ実習における大学生の資質能力の変容
2.大学運動部に対するASEプログラムが集団凝集性に及ぼす影響
講演録
1.第21回日本キャンプミーティング講演会
自然と手を入れた自然(園芸)の中で
特別寄稿
1.我が国における野外救急法の現状と課題
以上
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