最近、山岳遭難のニュースが、たびたび目にとまり、すこし前に一度記事にしました。今回は、ツアー登山で70代の女性が歩行困難となった事案に関して、2点ほど疑問が残りました。
今回、歩行困難となった女性は、朝日岳の3日間のツアー登山(団体8名、ツアーガイド1名、添乗員1名)の10名パーティーのひとりです。
1点目は、8名の登山客に対して、ツアーガイトが1名ということです。この体制での登山は、普通なのでしょうか? 添乗員の経験、能力はわかりません。
2点目は、ツアーガイドは、他の客をロッジまで送り届け、再び、女性を救助する為、現場に戻ったとありました。その間、女性は、1人で残されていたのでしょうか。それとも、だれか付き添っていたのでしょうか。普通は、サブリーダーがついていそうですが、今回の場合、だれになるのでしょうか。
ニュース記事では、概要しかかかれていないので、妥当な登山かどうかは、判断が付きません。
皆さんは、どう感じましたか?もし、自分がツアー登山に参加し、この体制だったらどうでしょうか。また、専門家の意見もお聞きしたいです。
参考記事( https://tinyurl.com/2xoua79n )
【添乗員】といえば、別件ですが本日
===
19人パーティの山岳ツアーの添乗員(66)が疲労により行動不能に 北アルプス燕岳の登山口に向け下山中 警察と遭対協が救助
---
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=24482
===
というニュースがありました。こちらはガイドの人数やツアーの行程などが不明ですが、7日に燕岳登山口から入山した翌日、同登山口に向け下山中に添乗員のみ疲労で行動不能となり、ツアー会社から安曇野警察署に通報、同署の山岳遭難救助隊と地元の遭対協救助隊が午後10時半過ぎに救助という経緯だったそうです。
先日富士山に登りましたが、下山中、ツアーと思われる高齢者の団体とすれ違いました。
30人くらいの客に、添乗員らしき人が2〜3人。それが3〜4グループ。
どこまで目指すツアーなのかは分かりませんが、スタッフ少なすぎじゃね?体調不良者が複数出たらどうするんだろ?
と、他人事ながら心配になりました。
富士山は特殊かもしれませんが、ツアー会社によっては不備がある場合もありそうですね。
この数日、白馬(ひとりはお亡くなりに)、火打、そして朝日と地元で遭難記事が続き驚きました。
朝日はツアーで救助要請が午後10時!!!午後10時!!何度も読み返しました。
午前1時には救助に入ったので、蓮華温泉からそれほど遠くない場所での遭難かと推察します。
8名でガイドが一人。収入を考えたら一人なんでしょうが、燕でも添乗員が体調不良のケースもあり、万が一ガイドの一人が体調不良になったらと考えると、2人は必要だと思います。(添乗員とガイドの違いがよく分からないのですが)
数日前、私も朝日狙いでしたが技量不足と判断し断念しました。
ロッジでは、天気が悪く朝日に行くべきか悩んでいる方がいました。
行は天気が持っても翌日悪天の場合は勇気をもって断念という決断が、ツアーだと言いにくいのでしょうか。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する