主人公王龍(ワンルン)は、阿蘭(オラン)を妻にして、貧しい家から売られて奴隷になっていた彼女の献身と知恵で生き残り、
どさくさに紛れ、 大金と宝石を手に入れた家族は土地を増やし、豊かな財をきずきました。
子供は息子3人と娘2人。
阿蘭は誰も介助させず、すべてひとりで出産しました。
大地の乾き、河川の氾濫、イナゴの猛威、アヘン、妾、盗賊、戦争、弁髪、奴隷、識字・・・。
いろいろな事がありました。
心が乱れると畑に出ます。
大地は王龍の心を落ち着かせてくれました。
やがて、父親が亡くなります。
ただただ献身的に働いた妻阿蘭も、難しい病気になってしまいました。
息子の嫁を見て満足して亡くなって行きました。
王龍のよき片腕青(チン)も亡くなりました。
土地こそ命。
『風と共に去りぬ』を思い出します。
王龍も年を取りました。
子供達が土地を売ってしまおうと相談しているところで『(1)』が終りました。
そして『大地(2)』息子たち
〔SONS〕1932. /Pearl S.Buck
【写真右】は大阪城公園のお堀の横で
花(ヒマワリ)と蝶(キチョウ)
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