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〔短歌は日本語の底荷だと思っている〕と書き始まります。
そして
〔「底荷」とは空載時の船舶の重心を低くするために船ぞこに積み置かれる荷物を言い、ふつう、砂利が用いられる〕と。
『短歌一生(物に到るこころ)』
著者[上田三四二(うえだみよじ)]
1923年兵庫県に生まれる。
なんか、凄いタイトルだなと思いました。
ところで、
〈春過ぎて 夏来たるらし 白栲の 衣干したり 天の香久山〉
という歌、持統天皇は何を歌ったのでしょうか?
万葉文化館で、『天上の虹』という持統天皇をめぐる物語を描かれた、漫画家[里中満智子]先生のこの歌の絵は雪の香具山でした。
そして、おつきの女官に「寒いですから、お体に・・」みたいなことを言わせています。
白栲は雪のことにしていました。
あるいは、文字通り初夏の、治世の平和な様子を詠んだのでしょうか?
あるいは、何か深い思いがあったのでしょうか?
御本人以外はホントの意味はわかりません。
短歌って、何を詠んでいるのか、何が良い短歌なのかよくわかりません。
わかるのは[三十一文字のフレーズ]というだけです。
(宿題の読書は終わり、手にするは、やはり[短歌]の言葉にひかれ)👅
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