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〈よく見ればなずな花さく垣根かな〉芭蕉
〔春の七草は・・・越冬性の強いものである。
特になずなは利尿、解熱の作用もするといわれ、冬枯れの季節にこれらの若菜を食べるということは理にもかなったことで・・〕
🌿［セリ］
〈水澄みて芹の根見ゆれ門流れ〉鳴雪
〔野ぜりに対して水中に育つせりを水ぜりといい・・・水中のせりは水温に保護されるせいか、寒中でも緑の葉が茂っている〕
確かに、長居公園のせせらぎの岸の芹はいつも緑色です。
🌿［ハハコグサ（御形／おぎょう・ごきょう）］
〔この草を餅につく習慣がすたれたのは、その風味がヨモギの餅にかなわないからである〕
〈おらが春そこらの草も餅になる〉一茶
（［よもぎ］の項より）
🌿［ハコベ（はこべら）］
〈小諸なる古城のほとり・・緑なすはこべは萌えず・・日に溶けて淡雪流る〉島崎藤村［千曲川旅情の歌］
〔食用としての長所はアクが少ないということである。〕
🌿（ほとけのざ）これを冠りした項はありません。
［タンポポ］の項に
〔信州ではたんぽぽのことをホトケノザというと、・・から聞いたことがある。
ホトケノザはタビラコのことであると植物学者はいうが、春の七草のうちでは、一番まずいもので・・〕
図書館の本を通勤以外で持ち出すのは気が引けるので、古書店で買ったこの本［柳原敏雄著『山菜歳時記』／中公文庫］にしました。
〔〕及び〈〉内は本文より
まとめてみると［芹、なずな、よもぎ、はこべ、たんぽぽ、そして、すずな（かぶ）、すずしろ（だいこん）］がいいみたい。
（土曜日が休日の今日二度寝して、のんびり午後は［近つ飛鳥］へ）居彷人
【写真】
� 龍瓩槌�鳥風土記の丘］入口
�△惑瀘咾如覆海稜澆砲蓮稜魏嘆譟織轡薀�ガ］と）
�Ｂ膾綮堝酩�
右端にはアベノハルカス、背後の山は六甲の山々（丘の上から）
写真には写っていませんが、左側に明石海峡を挟んで、淡路島も見えます。
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