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📖〔元暦二年(1185)正月十日、九郎判官義経は、後白河院の御所に参上して・・・
「・・・今度義経においては、鬼界、高麗、天竺、震旦までも、平家をせめおとさざらんかぎりは!王城へかへるべからず」
とたのもしげに申されければ・・・〕
〔二月三日、九郎判官義経、都をた(ッ)て、摂津国渡辺より舟揃して、八島へすでに寄せんとす。
参川守(みかはのかみ)範頼(のりより)も同日に都をた(ッ)て、摂津国神崎(かんざき)より兵船をそろへて、山陽道へおもむかんとす。〕
舟の戦いはいかにすべきという声に
〔梶原申しけるは、
「今度の合戦には、ふねに逆櫓をたて候はばや」〕
反対側にも櫓を付けて、自在に動けるようにすべきと。
何をいってるんだ、戦いはひたすら攻めて攻め勝つんだと義経。
判官と梶原が同士軍(いくさ)をするんじゃないかと騒ぎあった。
「風が強い」といえば、「それがどうした」と判官、二百余艘のうち、五艘ばかりで判官は八島に。
【写真】狛犬とトラ(過去写真から)
👂(ジェイジェイとあの蝉の声今朝聴いた。梅雨明けを告ぐ虫の知らせを)居彷人
今朝、7時59分今季初[クマゼミ]の鳴き声でした。
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