その時に救助隊の記録VTRを見せて頂いたので、その感想を記します。
遭難事故がメディアから流されると「山をナメている」という様な意見が出て、
ネット上では「登山者は迷惑」「法律で登山を禁止しろ」という
甚だ見当外れな事を大威張りで叫ぶ素人さんが出てきたりして
遭難者に失礼、笑止千万と思っていたのだが、実際には山をナメている遭難者というのもたくさん居るものだと感じた。
死者に鞭打つ程バチ当たりな事はないが再発防止を願って何例か挙げたい。
・鎖場の渋滞を避ける為に迂回して滑落死亡。（最も容易に歩ける所に登山道があって、その中でも危険な場所に鎖や梯子が掛けてあるのだから、別ルートを選んだらリスクが跳ね上がるのは自明の理。また、植生保護の観点からも良識ある岳人ならこの行動は避けるべき。）
・警察から、危険エリアなので踏み込まない様に。と、何度も阻止されたのに無視して危険エリアに踏み込み大量遭難死。（自業自得。注意した警官の気持ちを思うと居たたまれない。）
・山頂で日没を迎え、救助要請をしたグループ登山のリーダー。（全員無事で何より。しかし、山頂で日没とはどういう行程組をしていたのか？なぜ日が沈むまで引き返すという判断が出来なかったのか？全員元気な夏山なのだからビバークして翌朝下山という判断はなかったのか？なぜこの様な方がリーダーをしていたのか甚だ疑問。）
最後の例を除いては実際に尊い命が消えているので、後付の偉そうな説教を読まされてご不快な方もいらっしゃるかもしれませんが、尊い命だからこそ、大切に行って欲しいと思った。
…9割方自戒です。小屋の手伝いと本職にかまけて昨年は自分的にシビアだと感じるフィールドにはほとんど行けなかったので、正直なところあまり山の中で危険を感じる事がなかった。
実際にはどんな所でも危険はある筈なのにそれに気づかないのは油断と慢心と危険予知能力の鈍化だ。
（乾徳山麓の集落でスズメバチがブンブン飛び回っているのを見た時が、昨年最も恐怖を感じた瞬間でした。）
高尾山・伊吹山も、剱岳・K2も山は山。
・謙虚に登らせてもらう気持ち
・いつ死んでも良い覚悟
・絶対死なない準備と判断
この3つは常に忘れない様にしたいと改めて思いました。
追記
すみません。大先輩からメッセージを頂いて、このお題に触れるなら1番最初に書かなくてはいけない事を書き忘れていた事に気づきました。(その方には叱られた訳でも指摘された訳でもないです。念の為。)
山に眠る全ての岳人の冥福を心からお祈りします。
はじめまして、takecさん
日記に書かれた事、恐縮ですが私も同感です。
読ませて頂きまして、ありがとうございます。
4、5年前、山中湖近くのお山でスズメバチに
8箇所ほど刺された、はねぱたからでした。
スズメバチは怖いですよね(^^;
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
というか、スズメバチに8箇所って………。
スゴ過ぎますね。その状況から生還されたはねぱたさんはもっと凄い…。ご無事で何よりです。（全くご無事じゃないか…。）
貴重な体験談をありがとうございました。
未踏峰初登頂や8000M峰全座制覇を成し遂げた登山家も凄いと思いますが、山に関しては無事これ名馬が最も当てはまると思いますので
何度山に行ってもちゃんと生きて帰って来るスーパークライマーになりたいと心から願っています。
これからもお互いに(いきなり�爐�互い�瓩辰討里眇沺垢靴じ世げ鵑靴任垢�見逃して下さい。)、見事登頂無事下山を続けられるといいですね。
…でも私はスズメバチに8箇所やられたらダメかもしれません…。
こんばんわ、takecさん
>山に関しては無事これ名馬が最も当てはまる
そうですね、ホントにそう思います。
無事に帰ってこそ、美味しいビールが味わえますし(笑)
お話が少しずれるかもしれませんが・・・
佐瀬 稔さん著の『喪われた岩壁』と言う本の中で
『好きな山で死んだのだからと言う言葉は何一つ
親にとって慰めの言葉ではない。』
と言う文があります。
これは親以外にも言える言葉ですよね。
もしもの事があったら、悲しむ人が、どんな人にも必ずいる事
お山を歩く時、それを忘れずにちゃんと無事に帰ってくる
無理をしない歩き方で行きたいと、私も思います。
ちなみに、我が家の持論は『登山は無事帰ったら皆満点♪』です。
私はtakecさんのようにクライマーではありませんが
お互い『お山を歩く者同志』、無事に帰れる登山を
楽しんで行けたら良いですね
(前回のレスで私も“お互い”と書きたかったので
ちょっと嬉しいです♪)
スズメバチの件、調子に乗ってもうちょっとお話すると
前列の人が、登山道から外れて歩いていた際、ゴムの石突を
外したストックを使って歩いていたようで、その先っぽで
スズメバチの巣をほじくり返してしまい、怒ったスズメバチの大群に、後列の私が思いっきり突っ込んでしまった為に8箇所刺されるハメになりました。
あれは明らかに人間が悪いですね(苦笑)
無事(？)に生還出来たのは、刺された箇所が頭部に限定されていたのが良かったのかもしれません。
スズメバチって、髪の毛を掻き分けて刺してくるんですね。
となんだか関心してしまいました(^^;
長文で申し訳ありません
金言ですね。
本当にその通りだと思います。
登り切れなかったらまた登りに行けば良い。
でも下り切れなかったら次は無い。
みんな無事で元気に山を楽しめると良いですよね。
因みに私はスーパークライマーになりたいだけで、現状は大した実力はない人間です。普通のヒルクライマー。
スズメバチの件ですが…いくら山では自己責任と言っても、先行者の方が酷すぎますね。治療費貰っても良いくらいの様な貰い事故ですよね。本当にご生還されて何よりです。
しかし、スズメバチに襲われながらその冷静さとは…hanepataさんこそスーパーヒルクライマーを襲名されては如何でしょうか？
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