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ところが昨日は昼食どき、面白い番組ないかな〜と番組表を見ていたら、テレビ神奈川で神奈川大会の決勝戦をやっていたので、たまたま見ました。そうしたらなかなかの熱戦ですぐに引き込まれました。(ちなみに自分は千葉県民なので神奈川大会を見るというのも全くたまたまのことです。)
それとこれも偶然なんですが少しの時間、用事がありTVから離れなければならなかったので、録画もしました。
慶応が2点ビハインドの状態で9回表の攻撃。ワンアウト取られてこのまま終わりか・・・というところからすごい展開になりました。その内容はここで書くまでもありませんが、横浜がゲッツーを取れそうなところで二塁セーフの判定になったことが議論を巻き起こしているようです。
ネットを見ると、あれは審判の判定通りセーフだったという見解よりもアウトだったという見解のほうが多いように見受けられます。
そこでたまたま録画した問題のシーンを、大画面で何度も何度も見返してみました。
それによりわかったことが1つだけあります。
それは、「テレビ画面だけではどちらか客観的な判断を行うことはできない」。これだけは間違いないと確信しました。
ゲッツーの場面では内野手が走者との交錯を回避するとともにスムーズに1塁への送球に移行できるように、セカンドベースを「踏む」のではなく足先でベース角(側面)を蹴り(触り)、そこから一塁へ送球するようですが、テレビカメラは本塁側から捉えているので反対側のベース側面は死角になっています。
内野手の足はテレビカメラが捉えている側とは反対側のベース側面をなぞるように3塁側から1塁側へ動いていますが、何度見ても内野手の足がベースに触れているかどうかまでは判りません。
ちなみに、内野手の足がベース角を蹴っているとすれば、3塁側から1塁側へ移動する足に一瞬動きの変化があって良いはずですが、それも画面からは判りません。
ところが、ネットを見ていると上記のテレビ映像だけでアウトだ、セーフだとして何らかの批判をしている人が多いこと。
尚、審判もテレビカメラと同じように死角側に立っていたので、セーフ判定できるはずがないという見解もあるようですが、審判は誰よりも至近距離で見ているので、上記見解はその観点での検討が不足しているように思います。
人間がいかに主観、感情で物事を判断するかということ。そしてネットの書き込み(Youtube等の動画も含め)はアテにならない、アテにしてはいけない、と改めて考えさせられました。
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