わざと忌み家を建てて棲む

本を紹介したい。
ご覧のとおりの不気味な本である。
実際に住んだ者の日記や調査記録などから構成されており・・
私はこの家が実在するのではないかと疑っている。

それまではホラー小説は読まなかったのだが、一気に惹きこまれた。
いかがだろうか、三津田信三氏の「わざと忌み家を建てて棲む」である。
山行との相性も抜群となっている。

私の場合、公共交通機関を使った登山となる。
長い移動時間での暇つぶしも大事となるため、本を持っていくことにしている。
この本も持って行ったことがあるが・・・
仮に山中で遭難死したとき、捜索隊がこの本を発見したら何と思っただろうか・・。
そう思わずにおれなかった。