おばさんから聞いたいい話。。

2019年03月21日 20:51未分類全体に公開

　本日、雨模様の中、家族・親類５人で(広島県)廿日市に住む従妹の出産祝いに出かけました。私の親族は花や歴史が好きで、皆仲良い付き合いを続けているのが自慢です(^O^)。従妹とはいえ、長男の長男の私と(５人兄弟)末子のおじさんの末子(長女)との年齢差＝20。ほぼ親子です(笑)。。生後５日目の姪子を抱っこさせてもらい、15年前に我が子を抱っこした感触がよみがえり、何とも感慨深く、ほっくりしたひと時でした。。
　その帰り道に、ひょこっとおばさん(父の妹)が「おかあちゃん(私の祖母)の里に皆で行ってみない。」と言い、母・妻・おばさんⅡ(おばさんの妹)も賛成。。実は３年前、亡父の法事でいつか一緒に訪ねようと約束していたことがやっと実現しました。というのも、祖母の実家はJR山陽本線：白市駅から奥深い山側に入った地。現在でこそ車道もありますが、昭和30年頃でしょうか？おばさんたちは白市駅から１時間以上、峠越えの山道を歩いて行っていたそうです。車で行ってもくねくねした車道を辿り、奥深い感じ。。現在尋ねても気を遣わせるからと、外から見て帰路に着きました。そこから白市駅への道中、おばさんが「昔と道は変わってるけど、懐かしいねえ～。。お寺は昔のままだね～。あの門松が立派で、この辺りでは有名なんよ。」など、おばさんⅡと回顧話をしています。
　おば：「あのお地蔵様の所で一息入れて、山の水を飲んだのが懐かしいね～。」おばⅡ：「そうそう、暑い日(盆参り)には、あの水が美味しかったんよ～。」　おば：「あの辺から鬱蒼とした山の中に入って心細かったよね～。」おばⅡ：「おばあちゃん家に近付いたら、景色が開けて良かった～って思った。。」
　そうこうしながら、実家に着いたとき、(おばの、今は亡き)おばあちゃんが「遠いところ、よく来てくれたね～。」と裏山からヤカンに山水を汲んで来てくれ、(当時は貴重だった)砂糖を溶かして「これ飲みんさい。」と振舞ってくれたそうです。おば×２が「あの砂糖水の美味しさが忘れられんね～。」と言うので、ちょっと意地悪な私が「おばさんら～、それ江戸時代の話？」って入れたところで車中、大笑い(^O^)。。久しぶりに腹が痛くなるほど笑いました(楽)。。母や妻も大笑い。。。いいですね。笑えるっていうのは。当時は現在とは比較にならない位、不便だったはずなのに何だろう。。この人の温かさって。
　その後、彼岸のため皆で墓参り。いつの間にか晴れ模様。そこでもおばさんが先祖のエピソードを色々語ってくれました。若い頃は聞いても右から左に抜けていた話が、今日は何だか身に沁みます。。おばさん達が元気な内にもっと色んな話を聞いておきたいな～と感じた良き日でした。。

2019-03-19 やまっていいなぁ～(^O^)

2019-04-03 オオイヌノフグリに想う。。

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