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だったのですが、門坂谷登山口Pに登山客らしからぬ軽トラが2台? その時、誰か山から下りて来た・・・草刈り機を担いで燃料補給のため戻った様子。。山道整備の方と分かって、「ご苦労様です。ありがとうございます(^O^)。」と挨拶すると、(70km以上離れた)島根県安来市から山道整備で来られたNPO法人の、何と理事長さんでした。
私:「この山は初めてですが、いつも整備されているんですか?」
理事長:「いや〜、島根県内を主にあちこちでやってます。理事長っていうのは名前だけで(笑)。この雨の中、登られるんですか?」
私:「止むだろうと思っていたんですが、仕方ないですね。でも楽しみです。」
理事長:「あなたも山が好きなんですね(笑)。活動の傍ら、小学生達に山のガイドなどもしています。ほら、そこにモリアオガエルの卵があるでしょう。」
私:「うわ〜気付きませんでした。いいですね〜。なかなか見れない。」
理事長:「この木イチゴなんかも綺麗なもんです。そこの〜、〜も。。。」
私:「ありがとうございました。行ってきます。」
理事長:「気を付けて。」
<その後、私は登山、理事長は山道整備のため山へ。>
山中に鳴り響いていた草刈り機の音が遠ざかっていく中、感謝の気持ちで胸いっぱい。。権現滝や艶々しい山野草、渓流美を堪能し、下山中のこと。
再び草刈り機の音が。。2人×2グループで整備されていました。3時間以上の山行時間でしたが、おそらく1日中。。お礼を言いながら、登山口で仕事中の理事長と再会。お疲れ様です。お陰様で良い日になりました(^O^)。。
よく山行中に感じます。山道に落ちている枝木を1人1本片付けて、100人が通ったら、100本の枝木が自然に戻り、山道が保たれる。手すりが付いているような遊歩道レベルでなく、自然に溶け込んだ綺麗な山道を通ると、自然の素晴らしさはもちろん、見知らぬ人々の思いやりを感じます。
おばあさんは川へ洗濯へ、おじいさんは山へ芝刈りに〜。の時代ではなくなり、マツタケが生える程、綺麗に手入れされた山は滅多にないでしょうが、人気のない山へ登った時には100本の枝木を拾いながら、山頂を目指したいと思いました。
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