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中腹の岩場から麓をみると、何かお洒落なカフェらしき店が目に入りました。
帰って調べると「Jul.beach cafe」というマリンスポーツや海のウエディングもやってる目論見通りのお洒落cafe。
何故か？母を誘ってみると、「行ってみたい。」
結局、母の実家や亡き父方の親類含め９名：車３台でお出かけすることに･･･母は私にない豪快さあり、集客力あります(笑)。。
私は母と父方おばさん２名のドライバー。繁忙期は予約受付なしといわれたbeach cafeにぶっつけドライブ･･･「空いてなかったら、どうしよ〜。」と小心者の私はプレッシャーを感じつつ(冷笑)💦。
心配はある人との出会いにより無くなりました。
cafeへの道中、倉橋島の大岩や多島美の絶景を堪能しつつ、コロナでまともな外出⇒ 久しぶりのおばさん方の車中会話が大盛り上がり('ω')。
復元：遣唐使船が置かれる桂浜を過ぎ、２〜３歳を過ごした須川に立ち寄りました。古い港町の一つです。
須川は私家族にとって悲しい思い出があります。親父は僻地の中学教員でした。
母：「あんた(私)が３才近くの頃、〇〇(私の妹：当時１才半)が、ここの川に落ちて死にかけたんよね。」
私：「そこの川だよね。」
母：「うん･･･。」
＜親類も案内しましたが、何か当時の景色と違うような･･･？＞
母も忘れたい記憶･･･だったでしょう。。親父が生きていれば金婚式の2020年。
人ってつらい思い出でも生きてきた証を探す性があるのか？気持ちを整理したいのか？「場所」を探しますが、はっきり分かりません。。
通りがかった高齢な女性に「場所」を尋ねました。大変親切に教えて頂きました。
ピンとこないはずです。当時の木造校舎は跡形もなく、「三和中学校」の石柱がポツンと･･･。その横にあった教員宿舎(元自宅)も校内通路の一部。
後に建った鉄筋コンクリートの小学校はあるものの、親父が務めた中学校は過疎により無くなっていました。
母が教えて下さった女性に感謝しきり。もちろん私も。。児童館長も務められた心優しい方でした。気持ちの整理をさせて頂き感謝。
母：「あの日、次の日夫の誕生日だったんで、朝から呉の街にプレゼントを買いに行って帰ったりして、疲れとったんかね･･･。３時頃 うたた寝してしまったんよ。３時半ごろだったかな？ あんたが〇〇が落ちたって言う声で起きて･･･。」
私：「よう覚えとらんけど･･･ここの海はちょっと覚えとる。」
母：「須川のお医者さんに診せたら、頭に赤チン塗られて様子見て下さいと･･･。その後、〇〇がいっぱい嘔吐しだしてグッタリして･･･こりゃあいけんと思って隣の区長さんに相談したら、呉の国立病院に区長さんの車で連れてってもろうたんよ。」
その当時、須川は僻地中の僻地で、細い山道をグネグネ２時間以上かけて音戸大橋を渡ったそうです。妹は三日三晩、意識不明･･･。
母は病院から西条のじいちゃんに電話して、「ごめんなさい。私のせいで〇〇を死なせてしまいました(涙ボロボロ)･･･。」
同行の叔母� А屬△了�、私らはお父さん(西条のじいちゃん)に言われて、(葬式の準備のため)仏壇の周りを泣きながら片付けよったんよ･･･。」
叔母�◆А峅聴Δぁ察擦舛磴鵑�死んじゃったと思って涙が止まらなかった･･･。」
叔母�，両攜世砲茲衙紊�入院中、須川に来て私の面倒をみてくれたのが叔母�，斑里襦�46年経って感謝を伝えることができました。
何とか「Jul.beach cafe」の席をGets後、若者空間に安芸津の95歳ばあちゃん(母の母)も交じり、「ロコモコ」を一緒に頂きました(^O^)。
帰って妹にTEL。図らずもこの日は妹の48歳Birthdey(#^^#)。令和元年、３人の子を立派に世に送り出しました。。
「誕生日おめでとう。おまえもおかげさまだったなあ〜。ようがんばった。」
「どうしたん？兄貴。でも、ありがとう。」
写真� С抉沙海�らみた「Jul.beach cafe」。
写真�◆�亡き親父が務めた中学校跡。
写真��：この日のcafe。
初めまして、おはようございます。
優しいお兄ちゃん
朝からほっこり、少しうるうる。。
懐かしい昔話と、無事だった妹さんへの思いやりが素敵です💕
これからも仲良く、そしてお母様お大事にしてください。
grindelさん、初めまして😄 暖かいコメントありがとうございます。
妹のことをきちんと知るのに46年かかりました。日記にも書いた通り、私より早く結婚し、昨年、1男2女を立派に世に送り出しました。
あの事のせいにしてはいけないのですが、頭を打ったダメージがあったのか？努力してたのに学校の成績は･･･。
結婚後、器量良くできず、思い悩んでは西条の実家に身を寄せることも度々ありながら脳苦を重ねる妹を見守っていました。。
昨年、最後に産んだ次女が福岡県で就職し、妹は喜んでいましたが、その矢先のコロナ･･･。心配は尽きないようです。。
兄貴の私は結婚も遅く1女1男、長女がやっと高校3年生で、妹の足元にも及びません･･･。
｢ようがんばった｣は妹のたくましさを見習って私もがんばらねば💪と、自身への叱咤だったかも知れません。。
何はさておき、この世でたった一人の妹です。妹がいてくれて良かったです😄。
長文失礼いたしました。
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