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26日当日、ツアー集合は10:00「県民の森」と推測。9:40にその男性は「先に行く。」と比婆山(御陵)方面かな?に行かれたそうです。
午後になっても協会側からの連絡が繋がらず、下山予定を過ぎても現れなかったため、捜索願が出されたと思います。
27日は県警や消防隊など70名態勢で雨の中 捜索されますが、未だ発見には至らず・・・。
その前週、7/18(土)に熊野神社〜竜王山〜比婆山〜吾妻山の山野草(ナデシコ・オオバギボウシ・ヒヨドリソウ・ホタルブクロetc.)に魅了され、素晴らしき山行をさせて頂いた(感謝)こともあり、上記ニュースが心に引っ掛かります。
ネットニュースを見ると、「こんな(大雨災害・コロナ拡大の)ご時世に自分勝手な行動をして自業自得。」、「ヒバゴンに喰われたんじゃないの?」、「多くの人に迷惑をかけて捜索費用は全額請求するべき。」etc.みたいなコメントが並ぶ。
単独山行が多い私も身につまされながら、「遭難」するとは「自己責任」という名分のもとに、人に「迷惑」をかけた時には「批判」を甘んじて受けるしかないものだ、と改めて感じました。「ルール」を無視した男性をかばうつもりは毛頭ありません。むしろ、そうしたいのなら「何故、ツアーに参加した?」と思わざるを得ません。男性に心配する家族があれば、「申し訳ない」想いをしているだろうことに同情はします・・・。
私も否定できない「ご批判」コメントのなかに、(私が確認した)一人だけ「ご無事でいてくれることを願っています。」というコメントがあり、目にとまりました。
いまの私はこのような慈悲深い「言葉」を発せるほど、人間ができていません。
あの人は云っています。
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 〜
南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ 〜
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハナリタイ」
【写真1】比婆山(御陵)の祠
【写真2】吾妻山から比婆山を望む
【写真3】大膳原に咲くイヨフウロ
こんにちは。
比婆山系のような縦走路が整備された山域での遭難はちょっとびっくりです。
ただ、牛曳山方面はややわかりにくいところや滑落しうる場所があるかも、などと思いました。
どんな山でも遭難は発生しうる。私も単独行が多い身なので他山の石としたいと思います。
最後の通話でおおまかな場所さえ伝えられていれば・・・。
こういう山行をされる方ですから地図・食料・水さえお持ちでないでしょうし。ご無事でいることを祈ります。
momijiさん、ありがとうございます。
momijiさんらしい優しいコメントに感心しました。
いつも神がかり的な鳥フォトを見ながら、ホントに好きで、ちゃんと見ようとしないと撮れないなぁ〜と尊敬の眼差しで拝見しています。私は願望あれど、ホンマ物ではありません・・・。
比婆山のおじいさん、無事に生還してほしいです。70年以上生きて、こんなかたちでジ・エンドは哀しい。何がそうさせたか?真相をきいてみたい。
案外、「生きる」ヒントを教えてくれるかも知れません。反面教師にて「遭難」から学ぶことは多い様な気がします。そうならないために。。
こんばんは。
遭難されてから大分たちますが無事発見されることをお祈りいたします。
知人を何人か失っていますが遭難事故の報告を拝見するたびに、自分自身にもあたはまるところはないのかと振り返ります。
こういう報道を目にした時に内省できるかどうかでその人の生き方がある程度分かるような感じがします。
ohkamoさん、ありがとうございます。
書いた通り、単独山行が多い私も道迷い、水切れ、ずさん計画などにより、何度か危ない橋を渡っているだけに他人事と思えないところがあります。
だいぶん前にトムラウシ山で広島のツアー客らが遭難した事故など、何が生死を分けたか?調べたりもしました。
経験を積むと、登れて当たり前という慢心も起こりがち・・・と思います。
謙虚さを持って、事前の準備を大切にしていきたいと思います。
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