本日早朝、パリ五輪の結果チェックのためスマホを覗いてた最中。。 んっ「イモトアヤコが中島健郎さんとの思い出を語る」=故人のような見出しに胸騒ぎし、読み進めると・・・・・世界2位「K2」未踏の西側壁から7/27 登攀中に滑落。ヘリ捜索で(同行)平出和也さんと中島健郎さんの位置(姿?)を確認するが、未踏壁のため着陸困難(-_-メ)
また、未踏のため地上からの捜索も「✕」・・・「二重遭難」のリスク高く、2人に動き見られず、7/30 家族同意のもと、捜索を打ち切った。
つまり2人は「K2」に遭難。。
わしが「山」に目覚めるキッカケとなったNHK:BS「グレート・トラバース」の一場面。。主役の田中陽希さんを先行してドローンを組立て撮影✨ ⇒ CTの倍スピード😲は当たり前の陽希さんを、ドローン分解し再び抜き去り、再び組立て撮影⭐ ⇒ ト〜チョ〜まで何度も繰り返す💨
「主役よりスゴイじゃん( ゚Д゚)」が、平出和也さんじゃった‼
平出さんは(世界)登山界の最高峰「ピオレドール賞」を(日本人最多)3度受賞のスゴい人⭐⭐⭐
倉岡裕之さん・中島健郎さんと組んだ「幻の山 カカボラジ」(NHKスペシャル 2014.10登攀)は、MY「お気に入り⭐」で、もう画面が擦り切れるくらい何度も見たよ(*'▽') 結局、登頂には至らんかったが、その「過程」が素晴らしく、「明日」へのパワー💪を何度も頂いた名作✨
前述の倉岡さんと共に「世界の果てまでイッテQ」等で活躍した中島さんもスゴい👍 「ピオレドール賞」も獲得しとるし、山岳カメラマンぶりも一流じゃ✨
「カカボラジ」で、現地療法の「マカロン」に果敢にチャレンジ('ω')ノ 空き缶みたいなので背中やらを擦りあげ、背骨が浮き出るくらい真っ赤( ゚Д゚)じゃったのが衝撃的じゃった‼ 血行良くし過ぎっ(笑)
平出さんは対象的に靜かな「詩人」タイプ。 3人で、カカボラジの未踏ルート探索時に「苦労しながらココまでやって来て、自分たちが思い描くルートや装備が正しいか?否か? その答え合わせを しに行きます。」 含みある言葉が心に残る。。
「植村直己」さんはマッキンリーに往く
平出さんと共に(女性では初)ピオレドール賞に輝いた「谷口けい」さんは(北海道)黒岳沢に往く
谷口さんを「けいちゃん」と慕ってた穂高の番人「宮田八郎」さんは知床撮影前に静岡県沖に往く
そして。。
みんな必ず「悔い」があったろうの。 「本望」と片付けたくないの。
でも「輝」いとったの。。
上の人達みたいな度胸もないが、「無事帰る」コトを一番に「山」に登り続けたいと思った。
谷口けいさんが亡くなってから山に登れなくなった時期もあったそうです。
山との向き合い方も変わったそうです。
長野県出身だから余計に身近な人に感じていました。
なんだかまだフワフワしていて実感が出来ません。
偉大な山岳家:平出和也さんの生の声 聴かれた貴重な経験でしたね✨
正直言うと、捜索打ち切りが何を意味するか分かりますが、心のどこかで「奇跡の生還」を祈ってたりもします🙏
常識ではあり得ないコトですが、未踏壁を何度も登ったアノ2人だからこそ🤔。。
谷口さんが滑落後、平出さんのように 穂高の番人:宮田八郎さんも「心」にぽっかり「穴」が開いて、ブログ「ぼちぼちいこか」をしばらく休止されてました。 はかり知れない程、思い悩まれたと思います。
「人はなぜ山に登るのか・・・。」 死にたくなければ、登らなければいい。。
宮田さんが達した答え「生きるために山に登る。」
涙しながら共感しました。
穂高岳山荘に こんな「思いやり」ある文章があったようです。
告
奥穂高岳山頂を踏んで、これから下山される方々へ!
まだ奥穂登山は終わっていません。
ここから先、ザイテングラートの下りこそが
奥穂登山の核心です。
無事に下山してこその山頂です。
そこで、ひとつお願いがあります。
まずこの場で、あなたの大切な人の顔を
想い浮べてみてください。
そしてここから先の下りは、
どうかその一歩に、くれぐれも慎重になってください。
ほんの少し踏み外せば、
この先の下りは重大事故につながります。
ほんの些細なミスで、もう大切なその人に
会えなくなってしまうかもしれないのです。
何とぞ、その素晴らしい思い出を
無事に持ち帰ってくださるようお願いします。
どうかお気をつけて。
登山道補修担当 穂高岳山荘 ハチロー 拝
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