若き日に登山の楽しさ&苦しみの先にある達成感を教えてくれた、わが人生の友(先輩)が逝って早いもので6年が経つ。つい先日、七回忌を終えた旨の知らせをいただいた故人の奥様から「これほど主人のこと思って下さって、羨ましく思います」と、お言葉が・・・(謝)確かに知人、友人その他は大勢いますが仕事、娯楽&趣味等々・・・どなたも大切です。しかしそれと違う大切な人って、存在しますね。私にとっては母の没後、幼い私を育ててくれた祖父母と、登山を通して厳しさと達成感を教えてくれたM先輩です。酒が好きで写真の燧岳登山(この前年の初登山)では雪渓登りの最中に、持参の梅酒(焼酎?)の雪割を勧められて、アルコールが苦手だった私は、赤鬼の形相で湯気をたてながら登頂できたこと。最後の登山となった初秋の南ア「北岳」では、碧空に白く輝く頂上稜線を目前にしながら、アイゼン装備が無いのを理由に撤退を決められた事などが今でも夢に出て来ます。着実にステップアップして、山行2年目からは年若い私にルート、計画など任せてもらえました。その教えが今でも身に沁みています。現在は単独登山がほとんどですから、いっそう安全第一を心がけています。
*青空、ひとりきり by 井上陽水
https://www.youtube.com/watch?v=kUervehInHQ訳あってしばらく禁酒だったが、今夜は走馬燈のように浮かぶ故人との思い出にひたりながら、飲んでお相手を致します。そちらでも笑顔を絶やさず、安らかにおやすみ下さい (合掌)
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