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お値段、約2000円。真鍮製の熊鈴としてはごく普通の価格です。
この鈴の特徴は、消音機能がついていること。
写真一枚目が音が鳴る状態で、熊の首元のネジを緩めると二枚目のように玉の部分まで傘が落ち、音が鳴らなくなります。
消音機能自体は珍しいものではありませんが、まともに機能するものはわずかです。
玉を磁石で固定するタイプは一般的ですが、殆どが意味を成しません。
以前は東京ベルの森の鈴を愛用していましたが、こいつはなかなか優秀でした。
ワンタッチで確実に消音させることができました。
しかし玉をぶら下げるワイヤーに玉を固定するパイプが干渉し、ワイヤーが傷つき、いつかは千切れてしまいます。
確実に消音できて音色も良くて壊れない…と熊鈴探しの旅は続き、今回試したのが熊に金棒DXです。
DXは通常版より少し高く、合皮のリベット留で繋げられています。
通常版はここがチェーンですが、DXのほうが丈夫そうだったのでこちらを選びました。
森の鈴と比べ耐久性は高そうですが、傘をおろした状態は小さな輪で玉と傘を支えています。
ここの耐久性は気になるところです。
次に実際使ってみてですが、音色はまぁまぁいい感じ。
傘に厚みがあるからか、森の鈴と比べ鈍い感じはします。
消音機能は確実というほどではありません。
玉から傘が浮けば音は鳴るので、アグレッシブに走れば多少は音はします。
ネットで事前に調べたところ、振動でネジが緩んで勝手に消音になる問題があるとありましたが、それは問題無さそうです。
確かに一度落ちましたが、少しきつめにねじ込んだところ、次に緩めるまで3時間以上勝手に緩むことはありませんでした。
この3時間は、走っている割合も多かったので、きつめに締めるだけで解決する問題です。
こんな感じで、今のところは好感触です。
現時点で、僕がお勧めする熊鈴になりました。
軽量な小さいモデルがあるのもポイント高いですね。
長く使えば不満も出るでしょう。
壊れる頃には、本当の実力もわかるのではないかなと思います。
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