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ニッチな地図です。大半の人は、これが必要なルートにはいかないんじゃないかしら?
山頂へ行くだけならば、これを持っていても特にメリットありません。
主に人のいないルートを歩きたい人や、丹沢を遊びつくしたい人用です。
東京や千葉住まいでしたら、登山へ行く→丹沢か奥多摩へ…ってことになりがちですから、きっと役立つはずです。
地形図読図の教材としても最適だと感じました。
尾根歩きとしては、道迷いもよくおこる上級者向けのルートが数多く紹介されています。
縮尺は16500分の1で、中途半端で距離はつかみにくいかもしれませんが、地形は詳細にわかります。
デフォルトで磁北線が引かれており、偏角も記載があり、プレートコンパスを使う練習にもぴったり。
コースの難易度が線種で分けてありますから、一人で読図の訓練をしたい人にも最適だと思います。
また、西丹沢は主脈が東海自然歩道であったりと、しっかりと整備されています。
迷っても稜線まで出てしまえば道がわかりますし、避難小屋も多い、練習には最適なフィールドだと思います。
バスでアクセスできる割に人が少ないのもいいですね。
高山へ気軽に登れない今の季節に丹沢はぴったりだと思います。
掲載範囲は東は袖平山〜雨山〜シダンゴ山〜宮地山まで、西は菰釣山〜椿丸〜天神山まで、南はR246まで、北は道志みちまでになります。
西丹沢登山詳細図
吉備人出版
守谷益男、守谷二郎
本屋にはあまりおいてないと思うので、アマゾンで買うのが手軽です。
税込み900円でした。
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