今日の二王子岳下山中のできごと
先行する下山者が立ち止まって、少し先の方をじっと見ている。追いついてみると、平らな登山道の日の当たるところで2匹の猿が日向ぼっこをしていた。「猿がいますけど、行って大丈夫ですかね?」「群れてないから、大丈夫と思いますよ」と会話を交わしていると猿も気づいたのか、ゆっくり登山道を歩き出した。襲ってくるような様子はないのでゆっくり後を歩こうと思っていたら……
後ろから一人のおば……末期おねえさんくらいのトレイルランナーが走ってきた。前方に猿がいることを認識していないんだろう、そのまま突っ込んでいった。ようやく猿を認識して「きゃ〜怖い〜」とか言いながらなおも突っ込んでいくトレイルランナーに追い立てられて哀れ猿は登山道を走った後、斜面を追い立てられるように逃げ下っていった。過ぎ去っていくトレイルランナーの背中に怖いのはお前やなくて猿や!と叫んでやろうかと思った。
むろん一を見て十を語ってはいけないが、結局あれがトレイルランナーの本質なんだろうなと思ってしまった。道中に動物がいようが植物がいようが登山者がいようが、彼らの目には道以外はあまり映っておらず、可能な限り走り続けること意外にあまり興味がないんだろう。
まあ、それを言えば沢登りのフィールドは釣り師と被っているし、釣り師からしたら沢登erは魚を気にせずジャバジャバ水を荒立てる邪魔者なんだろう。同じフィールドを共有している以上、どうしても完全に利害が一致することはない。
しかし、どのフィールドで何をするにしても結局は人間以外のフィールドに人間が邪魔をしに行っているというのは変わらないので、人間同士でいがみ合うのは勝手としても人間以外のところに迷惑をかけちゃあいけませんな。
やはり人のいないところにソロで行くのが一番(結論の方向性が迷子)
…うちの次男が子どもの頃、子猿から2メートルくらい離れたところで子猿を動画撮影しようとしてたら、近くで心配そうに見守ってた母親猿が、もうダメって思ったのか一気に次男に近付き、次男背中どつかれたました😅
まぁ、猿パークでしたが
この記事は猿が…かわいそ😅
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する