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千葉県・小鋸山から林道口へ向かう途中(ほぼ中間地点)で骨折
平坦だけれど左側が段差になっている道で、左足が滑り前のめりになった時に上段に取り残された右足首が体の下敷きになる。
ボキっという鈍い音がしてその後足を着くことができなかったが、山の上でどうしようもないので、這って小ピークを3つ程超え3時間近くかかって林道へ。
林道直前で携帯が通じたのでタクシー会社にかけたが、ゲートまでしか行けないとの事。
諦めてゲートまで拾った木を松葉杖代わりにして3時間近くかけて歩く。
ゲート手前からは携帯が通じたのでタクシーをお願いするも、待っていられなくて富津館山道路高架下まで歩く。
タクシーで金谷港まで行き、何とかフェリーに乗り込む。
フェリーを下船した時に、階段もエスカレーターもきついなぁと思っていたら従業員の方がエスカレーターの所で待っていて、安全に乗れるように車椅子仕様にしてくれたので「どうしてわかったんですか?」と聞いたら切符回収の従業員の方から連絡があったとの事。心遣いが本当にありがたかった。
その後、バスと電車を乗り継いで帰宅する。この頃には痛みもマヒしていた。
後から思えば、林道口で救急車をお願いした方が良かったのかもしれないけれど、この時は捻挫だと思い込んでいてコロナで大変な時に救急車に迷惑をかけるのは申し訳ないという気持ちもあり、とにかく自宅にたどり着くことしか頭になかった。
家では、シップ薬は成分とかよく分からなかったので、保冷剤でひたすら冷やす。
なんでこんなことになったんだろうと考える。
同じような状況で滑るのはあることなので右足首さえ体の下敷きにならなければ。
右足をどけようとした記憶がない。
もしかしたら、左足が段差に落ちて体が右足の高さまで来るのにほんの一瞬で右足を抜く間が全くなかったのかもしれない。
もう一つ思い当たるのは、すべり症の影響。最近、町を歩いている時でも足が上がっていないような感じがする時があって、怪我をした前の山行(奥武蔵)で、何でもない舗装道路でつまずいたことがあった。その時はツレと二人して、何で道路にひざまづいているの?って笑い話だったけど前兆だったのだろうか?