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10日間の車中泊での福島花巡りもそろそろ終盤。
会津「湯の上温泉駅」を通る度毎に茅葺駅舎の桜風景を一度は見てみたいと願っていたがようやく本懐。
「湯の上温泉駅」は会津若松から会津高原を結ぶ会津鉄道の駅。日本唯一茅葺き屋根の駅舎である(東北の駅百選)
見所の線路沿いの桜が満開だ。咲き誇る桜が茅葺駅舎の風情を盛り上げる。桜咲くこの時期、駅舎回りは多くの「撮り鉄人」が来襲、自慢のカメラ片手に駅舎内外を右往左往駆け巡っていた。
駅内にはなんと囲炉裏があり、電車を待つ間乗降客がお茶を飲んで寛げる場だ。この佇まいを見れば、線路がなければ、とても駅とは思えない。
【 下郷町 戸赤(とあか)の山桜群 】
下郷町から山のそのまた山奥の「戸赤集落」へ。「戸赤」オオヤマザクラ観たいがため。
酔狂人(私のこと)は、持ち前の?好奇心イッパイのオーラーを放ち、曲がりくねった細い山道をものともせず、老車にムチ振り駆け上がる。(ハイッ! 暇なんです)
「戸赤の山桜」は樹齢200年以上、古木の山桜が、集落の山の裾野におよそ100本。明治から「留め木」として集落の人々によって大切に守られてきた桜だ。山麓一面に美しく咲き風情この上なし。
深い雪が消え、山麓の山桜が咲き、戸赤の方々の待ち望んだ春の楽しみ「戸赤の山桜祭り」は行われ、祭りが終われば春の忙しい農作業が始まる。
(「留め木」とは、林業で生計を立てる村民が、個人が勝手に伐採することを禁止した木のこと)
・添付写真は「サクラ咲く湯野上駅舎」と「戸赤の山桜群」
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