みちのく野山巡り。あちらこちら道草しつつ北上5日目。わが身は月山山麓 西川町を散策。
西川町は出羽三山詣での入口にあたり、その昔、出羽三山参詣に向かう先人たちが歩んだ歴史の道。
1200年前に開かれたと伝えられる六十里街道は白装束に身を包んだ多くの参詣者で大変な賑わいをみせたと伝えられている。
西川町は「町」と言うより「村」と言った方が的を得ている趣。
二日間かけ、出羽三山にまつわる史跡の面影を求め、身体中から汗を滂沱し野山を放浪。
路から逸れればブナ林が生い茂る。苔むした石畳や様々な史跡が今も残る西川町は、野山のいたるところ出羽三山の信仰霊力がしみ込んでいる。ブナと苔むした六十里街道を歩くとピリピリした霊波が肌を刺す。
往時の信仰の面影を肌で感じ、自然と歴史の趣に触れた二日間を満喫。
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