今年になって、マダニによる感染症による死者が次々に発表されていますが、次のような面白いマダニの生態を書いた記事を偶然見つけました。参考になればと思います。(エクスキュル 「生物から見た世界」)
(私は決してマダニを研究している者ではありません。)
”マダニのメスは交尾を終えると、適当な木の枝などによじ登る。藪の中の茂みの小枝などにぶら下がって、哺乳類が近ずくのを待ち伏せしている。
ダニには視覚も聴覚もないので、獲物は見えないし音も聞こえない。獲物の接近を知るのは嗅覚である。哺乳類の皮膚からは酪酸(二酸化炭素)と言ふ物質が発せられているが、この匂いを嗅ぎ取って飛び降りる。
次に37度の体温を感じたら、触覚を使って毛の少ない場所を探し皮膚に頭から喰い込む。
木に登る前に交尾を終えたダニにとって、この血液が次世代のための栄養になるのだ。長ければ1〜2週間かかって血を吸い、その後地面に落ちて産卵する。産卵したらそれで自分の使命を全うしたことになり死ぬ。
ダニは交尾した後いつ獲物に出会えるか分からないので、哺乳類の血を吸わないと受精しないようになっている。長い時間が必要だ。実験室では18年も生きているダニがいる。”
mesnerさん、こんにちは。
今まで原因不明で見過ごされてきた可能性が大きいのが、今年は死亡原因がマダニだと特定されることで数が増えてさらに大騒ぎする可能性はありますね。(マダニやウイルスが増えるということじゃなく)
二酸化炭素に反応するということは、蚊と同じなので、身近には虫よけスプレーは効果がありそうですね。なんとも言えませんが。ペット用のダニスプレーもハンターの人は使っているということを私の日記で書きましたが、いちどマダニを捕まえて実験してみたいものです。
murren さん、今日は。
仰るように虫除けスプレーとか、殺虫剤などどれ位効果があるか分かりませんが、一定の効果はあると思います。
一度試してみて日記に書いて下さい。
mesnerさん、こんにちは。
>37度の体温を感じたら、触覚を使って毛の少ない場所を探し皮膚に頭から喰い込む
マダニの習性が徐々に判明して来ましたね。
ここで一つ疑問に感じた事が有ります。それは春から秋にかけて行動が活発化しますとの事なのに、今迄お亡くなりになられた方は冬場が多い様に思います。
潜伏期間でもあるのか、それとも冬場に入る前に既に発症していたのか・・
cprrescue さん、今晩は。
3月22日付けの私の日記を見て貰えば書いていますが、川崎医大の発表では亡くなられた人達は皆んな3〜10月に噛まれたといふ事です。私は何時亡くなられたかは分かりませんが、10月に噛まれたとすると冬場になるかも知れませんね。冬場が多いと言ふのは何んなソースでしょうか?
潜伏期間は1〜2週間らしいです。
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