御岳山が爆発して、沢山の登山者が犠牲になった。これは「人災」と言ふより「官災」だ。
地震計は9月の初めより度々反応しており、9日と10日には50回と80回も反応していた。それなのに警戒レベルは1のままにしていた。レベル1と言ふのは普通の状態で警戒する必要は無い、と言ふことだ。
それを信じて登山した人達は、突然爆発に巻き込まれて死亡した。
気象庁は記者会見で「予兆は無かった」と言った。これは明らかな嘘ではないか。
噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(東大名誉教授)は、「火山予知ってこんなものです」嘯いた。自分でレベル1としておいて、それを信じて登って死んだ人達に対して、自分達の怠慢、不注意のために犠牲になった人達と其の遺族に対して、申し訳ないと謝罪する気持ちは全く感じ取れない。
私はこの会見を見ていて腹が立った。何と言ふ驕りかと思った。われわれの税金で、こんな連中を養っているのだ。
噴火予知連絡会とは一体誰の為の組織か。国民を火山の災害から守るために在るのではないのか。未だに沢山の死体の収容が出来ていないような惨害が発生したのに、あの会見を聞いて解かるように、彼らには毛頭そんな、「国民の為」と言った考えはない事が分かった。
何時かはっきりした事は忘れたが、イタリアの地震予知委員会が「地震は大丈夫」と言った後に地震が来て、委員長と他の委員が逮捕され、有罪になった。
私は最初、それを聞いた時、ビックリしたが、良く考えてみると、専門家といわれる、国の委員会などでの判断や、発言は社会的影響が大きく、其の言動に対して責任が伴う事は当然のことでなければならない。
藤井会長のように無責任では、国民は堪ったものではない。イタリアに学び、我が国も責任を追及するようにならなければ、「官災」は減らない。何時までたっても無責任な「官尊民卑」「官僚天国」から、抜け出せない。
私は、犠牲者の遺族会が藤井会長を刑事告発し、噴火予知連絡会に対して損害賠償請求をしたらどうかと思っている。
「ヤマレコ」さんと、mesnerさんのおかげで、納税者として、知るべきことを、知り、低い血圧を、あげてくれました!
事故に遭ったハイカーの為にも、反省して欲しいですね。ったっく!
ryuusei さん、今日は。 コメント有難うございます。
日本の官僚には「省益」あって、「国益なし」と言われていますが、これなども、其の悪臭プンプンですね。まして、御嶽山は登山者が多いなんて彼らの頭に中には、全く無かったといふ事です。
噴火連絡会なんて、何の為に有るのか教えて呉れと言いたいですね。
予知が不可能なら「予知できません、何時噴火するか分かりません。皆さん自己責任で登って下さい。」 と言ふべきです。あの会長はそんな事を言ふ勇気は無いのでしょう。自分の「権威」にも関わりますから。
自分のした事に責任を取れないような、こんなプライドだけの驕り高ぶっただけの者は、委員、まして其の会長になる資格は無いと、私は思います。
最初から「分からない」と言えば、登山者も「そうだ、活火山だ」と一応思って登るでしょう。それが行政のするべきことです。
そんな自分達が為すべきこともしないで、惨事がおきたら「分かりません。そんなものです。」とは一体何うゆう了見かと、私は腸が煮えくり返ります。
これは、何も御岳山だけに限った事ではありません。広島の水害でも全く同じ惨事が起きています。行政はそこが危ない所だと分かっていたのに、住民に全く知らせていなかったのです。だから、雨が降ったら早く避難しなければならないと分かっていた住民は殆どいませんでした。
これが「官災」でなくて何でしょう。
私は、日本の民主主義がイタリア以下だと知ったとき、これからの若者に期待するしかありませんが、暗澹たる気持ちになりました。
ryuusei さん、今度は血圧が高すぎて倒れないようにして下さい。
登山者も国民の一人です。
よく「国民の生命と財産」を守ると
いわれます。
今回ははからずもそうはならなかった。
あまりにも犠牲者は多かった。
何事もないと安心しきった無防備な登山者群
いきなりドカーン巨石噴煙雨あられ
それはないです。
爆発の前触れもゼロではない兆候はあったと、
臆面もなく報道されている。
なぜ事前の注意を促すビラ口頭で、
登山口でやれなかったかと。
誰しも思っている。
テレビ等マスコミは、御岳は初心者でも
手頃に登るれる山になったと、喧伝するが、
なんといっても3000m級、
標高差空気は薄い難易度の高い山に違いない。
それは登ったことのない人のいうセルフ。
そんなレベルの話ではない。
古来から国民が誰でも知ってる認知度の
高い山。もっときめ細かい配慮があっても
よかったのではないか。
泥縄はもうやめて欲しい。
mesnerさん、こんばんは。
これは、「人災と言うより官災」ですか? 確かに一日に何十回もの地震計が作動していながらなんの対策も講じなかった行為は許されないでしょうね。
まして、予知連は素人の集団ではなく専門家の集まりである。肩書きだけの人物を並べただけでないはずです。
慣れた作業には、大きな事故が発生すると言われています。今回の事前の震動を、専門家ではなく、素人が注視していれば未然に防げていたのでは、と思います。
イタリアを例に挙げていましたが、4年以上前の事例ですが、科学者を始めとする7名が「過失致死罪」で禁固刑に処せられましたが、この判決に国内外の科学者らからは異論続出でした。
harukasu, satoru, sazen さん、今晩は。コメント有難うございます。
今まで私は「官災」といふ言葉を聞いた事がありません。これは昨日、白滝山に行った時、一日中歩きながら、この日記の構想を練っている時に思いついた言葉です。特許等の著作権はありませんから、皆さんこの言葉を普及させて下さい。
登山者や地域の人達も自治体や消防にかなりの人が、通報はしたらしいですよ。それが、例の如く暖簾に腕押しです。
官には、下々の連中の事まで気を回す用意はないのですよ。だから、仰るようにこれからは、山岳連盟の人が予知連絡会のメンバー(オブザーバーでも良いと思います)に名を連ねたら少しは官災が減るでしょうね。これだけの犠牲が出た後です。haru さんの考えはいいですね。
イタリアの件はもう4ねんにもなりますか。私は1〜2年前と思っていました。最近の記憶は全く当てになりません。
学者と専門家は違いますよね。専門家は国から手当てを貰って必要な事を決めて、それによって吾々市民の生活が規制されたりしますから、予知連の藤井会長のようなのは、無責任で給料泥棒です。決めた事には責任を持つのが専門家です。責任取るのが嫌な者はなるべきではありません。
イタリアの事件は、この点を全く自覚していないから、異論がでるのでしょう。特に日本の「専門家」は官僚にたぶらかされて、のうのうとやって来ましたから、ぶっ魂消たのでしょう。しかし、日本も本当にイタリヤに学ぶべき時ですよ。
官にたぶらかされるのではなく、官僚を叱り付けるくらいになって欲しいですね。しかし、研究費の権限は官僚が握っていますから、実現は難しいと思いますがね。
官僚にへこへこして、研究費を少しでも多くせしめようと言ふような輩ばかりの、見え透いた卑しい連中ばかりで、日本の専門家連中は情けないですよ。
だから、犠牲者遺族から裁判を起こされたら、ぐうたら専門家も少しは目が覚めるのではないかと思います。これはきっといいきっかけになると思いますがね。
何れにしろ、明治維新以来の官僚天国を何とかしなくては、これからの日本は成り立ちませんよ。
(何時もの通り、言葉使いが野卑で、読み辛いと思います。ご勘弁下さい。)
火山噴火予知連絡会を改名して
火山噴火無知連絡会の方が良いと思います。
これは天災です。
批判を恐れず言うならば、火山を恐れずにいた我々の「人災」だと感じます。
もちろん、周辺に住んでおられる方々に大きな被害がないので、「官災」などではありません。
ただ、火山性微動が増えた段階でレベル2に移行し様子を見るくらいの柔軟さは必要かな、とは思いました。
ただ、そうすると何も起きなかった場合がほとんどになるので
「われわれの税金で、こんな連中を養っているのだ」
との文句が浴びせられるであろう事は、この様な反応を見ると容易に想像出来るのは発見でした。
hammer さん、今晩は。
天災と言ってしまえば、何も問題になりません。
何の為に予知連が在るのかと言ふことですよ。吾々の税金であんな驕り高ぶった連中を養っているのですよ。私は税金を払っているので大変腹が立ちます。
予知連は、無知で登る庶民を、国民を守るためにあるのですよ。そう言ふ場合人災とは無知な庶民は含みません。
付近の人の事を、私は問題にしているのではありません。沢山の犠牲者にとって「官災」だと言っているのです。
レベル2または3にして、登山者に注意を呼びかけなかった事を問題にしているのです。そのために、吾々の税金で雇っているのです。責任を問われるのは当然です。
彼らは責任が在るとは思っていないのです。だから、あんな事が平気で言えるのです。
貴方は、何が言いたいのか、私にはよく分かりません。犠牲者が悪いと言ふのですか?
付近の人には「官災」ではない。当たり前ではないですか。寝ぼけた事を言わないで下さい。
それと、貴方の「レベル2に・・・」と言ふ文章とどんな文脈があるんですか?
それに、「用意に想像できるのは発見でした」といふ文章も、貴方の論理から、どう言ふ脈絡で出てくるんですか? 私には、支離滅裂にしか思えません。だから、貴方がなにをいいたいのかさっぱり分かりません。
分かるように、論理だてて説明して下さい。
mesnerさんこんばんは。
一つ提案があります。
噴火予知連絡会が許せないとおっしゃるのであれば
mesnerさんが藤井会長を告発されては如何ですか?
裁判は当事者や被害者以外の第三者でも訴えることが出来ますよ。
mesnerさんの憤り、怒りはわかりますが
口で言うだけでは残念ながら何も変わりません。
ですので誰かが動くのを待つのではなく
まず、ご自身が行動を起こしてみてはどうでしょう?
別にmesnerさんを煽るつもりで言っているわけではありません。
ただ、勇気を持って行動に移せば後に続く人達も出てくるかもしれませんし
ご遺族の方々も動くかもしれませんよ。
あなたなりの行動を見せてはいただけませんか?
かなり乱暴な言葉を使っておられますが
そこまでおっしゃるからには口先だけで終わるつもりではないのでしょう?
ceptor さん、折角ですが、これはヤマレコの日記です。下らない提案を受け付ける積りは全く有りませんので、悪しからず。
日記とは、どう言ふものか知ってますか?
私の最大の趣味は登山です。一アマチュア登山愛好家です。貴殿に唆され、おだてられて木に登る積りは全く有りません。
この日記は、あの予知連会長の会見を見て、大変腹が立ったので書いたもので、やがて消え行く一老人の腹立ち紛れに書いた、繰言です。
我が国の災害の中で、天災も人災も、実は「官災」が多いのです。この「官災」の典型的例が、福島原発ですが、この夏の広島の水害と今度の御嶽山の惨事もそうです。
私は、この「官災」と言ふ言葉が我が国の災害を説明するのに、最も相応しいと思います。我が国の天災や人災の中で、「官災」に当たるものが殆どだからです。
そして、ryuusei さんのコメント・・・、”「ヤマレコ」と「mesner」さんのお陰で、納税者として知るべき事を知り、低い血圧が上がった” といふ事を聞いて、これで120%報われたと思いました。溜飲が下がりました。ryuusei さん有難うございます。
私は繰言と言いましたが、これが現在の我が国の民主主義の実状です。粉飾や捏造ではありません。
hammer さんは、火山に無知な登山者の人災だと言ってます。国には責任はないと言ふ考えです。
私は、災害から国民を守るために予知連はあると思っていましたが、登山者は其の国民の中に入っていない様です。吾々は何の為に多くの役人を雇っているのか、国民の生命、財産を守るためでしょう。
国を良くしようと思えば、国民一人一人がその実体を知る必要があります。
ソ連の崩壊も其の源は情報公開でした。本当の事を知るこから全てが始まります。民主主義の基本は情報公開と、国民の批判精神です。
私は、日本の民主主義の幼稚さを嘆いているだけです。
木に登るんだったら、山に登ります。
それにしても、貴方はこんな下らない提案なんかを考え出す暇が有りますね。私は貴方のような暇人を相手にする時間はありません。
しょうも無い事を考えるよりも、わが身を振り返ったら如何ですか? 貴方の頭は反対に回っていますよ。目も違った方向を向いてますね。一度コンパスで確かめたら如何ですか?
ヤマハラは止めて下さい。ヤマハラとはヤマレコハラスメントのことです。それとも、貴方はこう言ふ事が趣味の変人ですか?
私は、予知連会長は有罪だと思います。レベル1と言って、それを信じてか、解らずに登った人を、死なせてしまったのですから。旅館が困る、観光客が来ないなんていふ言い訳が、50人以上の死者を出したことより重いとは、とても私にはとても思えません。
解らないなら、上にも書いてますが、解らないから「自分で判断して下さい」と言ふべきです。嘘の表示をして、国民を死に至らしめた責任は重いと思います。
国民に嘘を吐くのは、決して許す訳にはゆきません。国民を馬鹿にしています。
こう言ふ事を、うやむやにして来たから、何時までたっても「官災」が減りません。
mesnerさん、こんばんわ。
大惨事に憤る気持も分かりますが冷静に
私も噴火予知連絡会会長の発言には少し違和感を感じましたが…
よくよく考えると小さな人間は自然には逆らえず、今のレベルでは予測なんて出来ないのが実状かと思いました。
恐らく殆どの人がまさか御嶽山が噴火するなど思ってもおらず…
○○だったたら、○○ならと言っても仕方なく、技術革新と安全登山が進む事を期待します。
nakato さん、今日は。
コメント有難うございます。御心配おかけします。
いや、気象庁の現場の担当者は、結構真面目にやっていたようです。(次の pewa-lake さんに教えて貰いました。) 火山の情報も、噴火前には自治体届いていたにも拘わらず、自治体の職員が何もしなかったようです。そして、気象庁もレベル1のまま放置した。
やはり、登山者の保護に関しては、彼らの頭には無かったと言ふ事でしょう。
私は、こう言ふのを「官災」だと言っているのです。住民や登山者への情報伝達の仕方は何時も問題になります。
この為に50人以上の犠牲者が出て、余りにも痛ましい惨事です。こう言ふ事が起こらないと、情報開示や情報伝達、安全対策も進みませんね。それにしても、今回は犠牲が大き過ぎます。
mesnerさん、はじめまして。
(私も最近同じ白滝山に登っていたこともあり、コメントさせて頂きました)
私も会見を見た時は、会長の発言が無責任っぽく、なんかおかしいと思いました。
でも、以下の方の日記を拝見し、連絡会という名前に納得しました。(ご存知かもしれませんが)
http://www.yamareco.com/modules/diary/8233-detail-81654
今回の大災害については、さまざまな方々がそれぞれの立場で思われるところがあると思います。いずれにしてもそれぞれの立場で、何かを変えて絶対に今後に活かして行かないといけない、と強く思う次第です。(情報公開方法、シェルター、火山・遭難時・救急などの知識、登山計画時の情報収集、登山届と家族への連絡。。。)
同じ山の仲間のこんなにも悲しい出来事がもう起きませんように。(祈)
pewa-lake さん、今日は。コメント有難うございます。
meteo さんの記事、教えて頂いて有難うございます。特にwedge の解説記事は完璧ですね。
いずれにしても、予知連にしても気象庁にしても、私には全く責任が無いとは思えません。「官災」そのものだと思います。
しかし、こんな犠牲が出ないと、悲しいかな、情報の開示、伝達、安全対策等は進まないのが実状ですね。それにしても、今回は犠牲がおおき過ぎました。二度とないように願いたいものです。
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