山口県は11月14日、柳井保健所管内に住む、80代女性が SFTS で死亡したと発表しました。
女性は10月下旬、発熱、嘔吐、意識障害、血小板減少等で入院し、11月上旬に死亡。ダニに噛まれた形跡は無かったものの、農作業で畑に入っていたとの事です。
国立感染症研究所の検査でウイルスが確認されました。
山口県内での発症者は、今迄に8人,この内死亡者は5人で、この女性は5人目の死者です。
この他、以下の事が判明しました。
前回の日記(7月16日付)で、今年の全国の SFTS による死者が6人になったと報告しましたが、山口県の今回の発表を機に、あと9名の死亡を確認しました。(7/16迄 6名、下記3〜9月、9名、11月14日 1名、=合計 16名)
3月・・・長崎県で70代女性死亡。
7月・・・愛媛県で80代女性と、50代男性が死亡。
8月・・・愛媛県で70代男性と、70代女性が死亡。
佐賀県で70代女性が死亡。
鹿児島県で70代男性が死亡。
徳島県で70代女性が死亡
9月・・・高知県で80代男性が死亡。
以上、今年の死者は11月14日現在・・・16名になりました。
マダニの活動期は、4〜8月頃が中心ですが、西日本では12月や1月でも感染例が有りますから、今年もまだ注意が必要です。
mesnerさん、こんにちは。
最近のマダニにより亡くなられた方は農作業に従事している人が増えました。
>ダニに咬まれた形跡は無かったものの・・
マダニの種類により咬む部位が異なりますが、高齢者の場合は頭部が多いです。必ず咬んだ跡がありますが、発見し難い場所なのでしょうね。
早く治療薬が医療機関に届けられればいいのですが、今の所は対処療法(血圧測定等)しかなく、患者さんの体力が潜伏期間を乗り越えられるのが、唯一の助かる道です。
nonkibou さん、今日は。
コメント有難うございます。
高齢者の場合は頭ですか。余程毛が多かったのですかね。私は少ないから直ぐに分かると思います。
死亡者の中に、登山者が殆どいないのが、登山愛好家として、救いです。それに、殆どが70代以上ですから、我々老人は要注意ですよね。
50代での死亡は、確か今までに一人だったと思います。元気な体力のある若い人は、今の所全く死亡していませんから、それ程気にする事も無いと思いますが、頭の隅にこんな事もあると記憶して貰っておけば、噛まれた時に早い処置が出来ると思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する