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2024年09月12日 11:55未分類全体に公開

夏の暑さで登山ができなくなる

わたし自身2024年の8月下旬に志賀の根子岳で、はじめて暑さで身の危険を感じて撤退するという経験をしました。また標高が高い北アルプスといえ、合戦尾根では風がなく湿気が籠ってとてつもなく暑い思いをしました。

最近のニュースでは、夏の北アルプスでも脱水や熱中症と思われる疲労による遭難事故の報道が増えたようにも思います。

現在のところ登山指標には暑さの基準がないため、各自自衛するしかない状況です。日帰り登山なら、猛暑日は中止にするなどの対応ができるとは思いますが、逃げ場のない縦走の場合はどうしたものかと悩んでしまいます。そもそも趣味で命をかけるというのはどうかと思いますが・・・

2025年6月より職場における熱中症対策が法律で義務化されましたが、これによると、暑さ指数で28℃以上は熱中症の危険性が高いため、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避けることが必要になるとのことです。

つまり荷物を背負って山を登る登山は、身体に負荷がかかって体温が上昇し、夏場は熱中症で動けなくなったり、突然死するリスクが高まっているといつことです。

近年の暑さは異常で、このような状況が続くとなると疾患のある人、自分の体調を他者に表現できない小さな子供などの夏の登山は危険なものとされる日も近いのかもしれません。

8月11日は山の日とされ登山が推奨されているような雰囲気ですが、このままでは夏の登山は過去のものになりそうです。
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