最初の写真は、先月頃、高知県の三大整備鍾乳洞の一つ、日高村の猿田洞でのもの。この鍾乳洞の整備状態は中途半端で、一応、垂直に近い岩盤を登る箇所等には梯子やロープが付けられているのですが、下に深い竪穴があるような所には手摺はなく、足場も梯子のようなもので、スタンスへの足の置き方を少しでも誤まるとバランスを崩し、転落してしまいます。水が溜まっている箇所に転落すれば、高い確率で溺死してしまうほどです。実際過去、転落死したケースもあるのです。
入洞して数分経った時、ふと地面に人の顔のようなものが見え、思わずのけぞってしまいましたが、そこは深い下層部に溜まった水面でした。最初は、自分の顔が映ったのだろうと思っていたのですが、よく考えると洞内照明はなく、水面も足元よりも下にあることから、自分の顔がくっきり水面に写り込むようなことは考えられません。
そして帰宅後、写真を確認していると、二枚目の写真があったのです。これが入口に近い場所であったり、私が汗をかいている状態なら、外気と体温との差によるモヤ的な自然現象と思うのですが、光と影がこのように自然に写るとは思えません。転落死した者の無念の想念がこの地に留まっている、とでも言うのだろうか。
三枚目の写真は'90年、滋賀県の比良山ロープウェー(通称・比良ゴンドラ)の中から撮影したもの。一県すると、何の変哲もない写真のように思えるのですが、左から窓の外に突き出しているかのように見える、木の枝のようなものが「この世のモノではない存在」です。普通、ゴンドラの窓は開かないと思うのですが、この枝のようなモノは、ゴンドラのガラスを突き破って外に出ているのです。当然、そのような物体が現場にあるはずはありません。摩訶不思議な写真なのです。
因みに猿田洞のような写真はよく、「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズや、心霊写真を扱ったDVDやテレビ番組でも見かけます。ほん呪は何度かheyheyheyミュージック・チャンプでも取り上げられたこともある、心霊投稿作品DVDの金字塔。最近のものはあまり強烈な映像はないのですが、以前は首のない男がカメラの前を走り去っていく映像や、廃屋内に生首が浮遊する映像等、背筋が凍るような映像が収録されていました。
これからの暑い季節、是非猿田洞に入洞し、背筋を凍らせてみて下さい。年中9〜16時は扉が開いていて、扉前の看板に記載された電話番号に連絡してから入洞することになっています。但し、一人での入洞やヘルメットやライトなしでの入洞は許可されないので、電話口で人数を聞かれたら、二人以上の人数を答えて下さい。
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