ふきを炊く

ふきをとってきたので炊きます。小さい頃母に、おかずなにー？と尋ね、『ふきの炊いたん』などと返って来ると、（出たっ、名前のないテキトーおかず！）とがっかりしていたものです。それが今じゃ「●●の炊いたん」は京都料理の定番、おばんざいの代名詞のようになっていて、美味しそうに聞こえるから不思議。京都の人はなんでも京都のものにしちゃうの、凄いなぁ。

つくりぶき（改良種）は太いので皮をむいてお料理しますが、この自然のふきは下茹でして水にさらすだけで皮をむかずに炊けます。皮ごと食べられる自然の味ですね。

うちではふきを佃煮にはしません。
まぁ、お出汁のひたひた煮、って感じかな。子供の頃から慣れ親しんだ懐かしいおかず、ご飯やお茶漬けにぴったり来ます^ ^

木の実（山椒の実のこと）も採ってきたので下茹でして冷凍保存するつもり。今は水にさらしてます。今年こそ、辛すぎない山椒を目指すぞ。
旦那と子供がヒーヒー言うからね。