ヤマレコでもいろいろなお試しレコを見るにつけ、アブやハチなどに悩まされている方が、ホントに多いというのが実感できますね。
かくゆう私も普段の山行で、体当たりをかけてきたり、しつこくつきまとってくるアブに悩まされ、ハチにも脅かされていますので、ここはひとつブームになっているおにやんま君を試して、自分なりに効果を確認してみようと思いました。
結論を先に記しておきますが、幸いハチに遭遇したケースはありませんでしたが、アブにはかなりの効果がありました。
効果の確認方法としては、山行スタート時からおにやんま君を付けて歩くと、たまたまその日はアブやハチなどが少ない日だったのか、おにやんま君をみて寄ってこられないのかわかりませんので、最初はおにやんま君を出さず、アブにつきまとわれてから、おもむろにおにやんま君を出す(アブに見せる)という方法でいきました。
実験場所は、いつもアブに付きまとわれることの多い六甲の風吹岩と、住吉川の渡渉点から七曲りの急登にかかるまでの短い平坦区間です。画像は風吹岩で撮影したものを載せました。 以下、写真をもとに状況をご説明します
【画像・左】
今回アマゾンで導入したおにやんま君。いろいろなものが売られていますが、総じて「思っていたより小さい」「10cmクラスとあったが6cmぐらいしかない」というレビューが多かったので、一番大きい物を購入。
羽根の差し渡しが15cm、頭から尾まで全長が20cmぐらいあるかなり大型のもので、本物のおにやんまより一回り大きく、骨太な感じです。(本物はもっとスマート)
回りの虫の目にはどう映っているのかわかりませんが、まあ大きいほうが虫の目にも入りやすいでしょう。これをタイラップでふだんかぶっている帽子の上に付けました。
【画像・中】
六甲の風吹岩でしばし休憩・・さっそくアブが寄ってきて、しつこく周囲を回ったり威嚇しているつもりか体当たりをかけてきます。
おにやんま君のテストのため、ここはジッとガマンして待ちます。
【画像・右】
アブが調子に乗ってきた頃に、隠していたおにやんま君を取り出してアブに見えるようにします。
すると、動き回っていたアブが空中でピタッと止まり、もうこちらには寄ってきません。そのまましばらく空中で停止してこちらを注視・・たぶんおにやんま君が生き物なのか模型なのかを確認しているのだと思います。
この間の距離は約1m・・おそらく昆虫同士で体感する「逃げられる安全な間合い」ギリギリなんでしょうね。
けっきょくアブは離れていき、体当たりどころか回りを飛ぶこともありませんでした。このあと、風吹岩から六甲最高峰を経て、有馬温泉までアブやハチに付きまとわれることはありませんでしたので、これはまず「おにやんま君効果あり」とみて良いのではないかと思います。
ただ、この効果がアブやハチなどの最活動期にあたる9月ごろから秋の後半にかけて持続するかどうかがまだわかりません。このあたりの変化にも注意して、これからおにやんま君の使用を続けてゆきたいと思います。
補足・ヤブ蚊や、目の回りにしつこく寄ってくる小虫(めまとい?)には効果がありませんでした。
動物の体温とか体液、匂いに集まったりする虫は視力が低いからかもしれせんね💦
お立ち寄りありがとうございます。
おっしゃる通り、虫ぞれぞれが持っている対生物センサー機能の違いで、効果が異なってくるのでしょうね。
実際のところ、この時期の低山でいちばんやっかいな、目まといやヤブ蚊も反応してほしいところですが。
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