夜中に海外から緊急連絡。
英語もできない日本からの訪問客。２２歳の日本人男性。初めての海外旅行。
シャワーを使わせると４０分も・・・
「（４０分のシャワー）考えられない！」という。
「マナーやルールについては優しく教えてあげて」と伝えると、
シャワーなどについてはそれほど重要な問題ではない・・・
と話が想定外の方向に展開し始める。
その日本からの若者、ヨーロッパ到着後、早々にひったくりに遭う。
その後、私の友人を訪ねて、
「売春宿に案内しろ」と私の友人に言ったのだ。
それも「この国に来たのは売春宿に行くのが目的だ」と。
(その日本人はまったく英語がしゃべれないので、翻訳機を使った結果、相手にはそういう内容で伝わったのかもしれない)
私の友人（日本人ではない）は政府機関で働いている人間で、激しく憤慨した。
それだけでない。その日本人の皆無の英語力、所持金、スケジュール。
そして、ヨーロッパに着いて悪い日本人の友人に入れ知恵されてキャンセルでもしたのだろうか、復路の航空券を所持していないという。
私の友人は、彼を売春宿に案内する気などまったくないし、売春宿に行った後、自分のアパートを使ってほしくなかったようで、英語の通じないその日本人を説得してくれないかと夜中に連絡してきた。
電話でその日本人の若者と直接話をしてみるが、
糠に釘、
暖簾に腕押し状態で話にならない。
彼のアパートの玄関前で寝るからホテルはいらない。（友人はそれが迷惑だと言っているのだ）
彼にいろいろ心配してもらう義理はない。（それだったら最初から彼を頼って行くな！）
買春自体にまったく抵抗がないようなので、
「どうしてそこに行かなければならないのか？」と訊くと
「ガールフレンドが、そこに行って、勉強してきて」と言ったからだそうだ。
そのことを私の友人に伝えたら、
日本人の若者が、チョコレートをねだる３歳児のように、売春宿に行きたがる異常な状況の一部が理解できたようだ。
私の友人は、その日本人の若者のために、まず５００ユーロというコロナ禍以降としては信じられない格安の復路航空券を見つけ強制的に購入させ、今夜のホテルを確保し、できるかぎり彼を売春宿に行かせないように努力するという。
私がこの数時間、異常に疲れた以上に、私の友人は、疲れ、呆れたことだろう。
半日前まで楽しく爽やかにハイキングしてたのに〜
教育やアドバイスではどうにもならない先天的な哀れさを感じた朝だった。
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日記
またまた非常に不愉快な話 ブチ切れたい朝
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大変でしたね…
その日本の若者の言う事ほとんどが嘘かもしれない、と思ってします。
skiboyさんもskiboyさんのご友人も、これ以上被害にあわれませんように。
どうにかその日本人が飛行機に乗るのを見届け友人の任務は完了。
友人は、昨日は予定が大幅に狂い怒っていたが、今日はその怒りも彼への哀れみに変化していた。
大きな日本人の３日間のベビーシッターは大変だったようなので、
「私がこんどそっちに行ったらベビーシッターでなく老人介護になるけど、覚悟しておいてね！」と告げると
「そのときは、一緒にスキーブーツで売春宿に行きましょう！（笑）」と返事が来ました（笑）
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