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植物図鑑で見てから、一目会いたいと思っていた花でした。
しかし、東濃の山には自生地が無いようだし、心臓病が判明した母の身の回りの世話もあって自生地のある山に遠征することももままならず・・・。
どこか手軽に見れて、自生しているところ(私は園芸植物として栽培されているものにはあまり感動しないので…)はないか探していると、伊吹山の麓、米原市大久保地区に自生地があるとのことで出かけてきました。
パンフレットを見ながら自生地に行くと、段々畑の一角にたくさん咲いてくれていて、やっと会うことができました。
透き通った花びらを持つ、可憐な花。
森に春の訪れを告げるスプリング・エフェメラル(春の儚いもの)の一つ。
昨夜からの雨と、午前中に訪れたためか、花と葉が綺麗に開いている個体がほとんどありませんでしたが、帰り際にやっと綺麗に開いてくれている一輪を見つけることができました。
午後に陽が当たって暖かくなると綺麗に開くようです。
3月15日にはセツブンソウ祭りが催されるとのことで、多くの人の目を楽しませてくれることでありましょう。
石灰岩地質を好む花で、諸兄のレコを見ていると、伊吹山3合目で4月でも見ることができたとか。
タイミングが合えば、春の伊吹トレーニングの折にまた会えるかも。
ここ大久保の地はこれからカタクリ、アズマイチゲ、ヒトリシズカなどの様々な山野草が開花するとのこと。
伊吹山上野登山口からも至近なので、登山の折には立ち寄らせてもらうのも楽しそうです。