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21日は比良での行方不明者の捜索を兼ねたラッセル訓練。口の深谷方向へとレースを付けに行きました。積雪量が多く沢筋等は雪で埋まっていました。
厳しいラッセルの中、目を凝らしながら捜索というのが難しい事がわかりました。
口の深谷方面は捜索と訓練の為のトレースですので、トレース頼りに入らないで下さい。途中までしかありません。それと沢筋を高く巻いていますのでトラバースに慣れてないと危ないです。
夜は各会ごとにテントで宴会。私たちはちゃんこ鍋。
22日は堂満ルンゼ堰堤付近で雪崩からの救出訓練。
V字コンベアメソッドで雪を掘り埋没者を救出、ツエルトラッピングをし搬送するという流れ。次にSKEDストレッチャーを利用し搬送訓練。そのまま急傾斜を4分の一でつり上げたりしました。
ポイントは素早く掘り出す事、適切な加温、要救助者へのこまめな声かけと細やかな配慮。あとは人数と体力。適切なバックアップとチームワークが必要でした。
山で怪我をするとすごい人手が必要になる事を痛感しました。
怪我をしない事が一番ですね。
良い訓練でした。
山岳会について賛否あると思います。私は1年半前に登山技術を向上させたいと考え山岳会に入りました。このようなチームレスキューは山岳会ならではですし、山を安全に楽しむ技術を学ぶ、仲間を見つけたり、チーム登山の楽しみを知るには山岳会は良いと思います。悪い点は、、、今のところ特に見当たりません。
それと保険の充実、遭難対策費の積立てをしていたりと登山者のバックアップ体制もそれなりに考えられています。
厳しい登攀をしている会もあれば、ハイキングをメインにしている会もあります。
私が所属する会は厳しい掟?も無く自由に登山を楽しむ事が出来ています。
山岳会に入ろうかどうしようかと迷われている方の参考になればと思い書きました。
ちなみに登山歴3年未満、会の所属歴1年半程度です。
1枚目 トレース跡
2枚目 21日 金糞峠付近
3枚目 レスキュー風景
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