山空桜、ウワミズザクラ

4月15日(木) 晴れ
金山山腹の大坪地区に山空桜が満開を迎えた。微かにピンクを帯びた白い八重咲きの花は、上品で豪華な感じがする。辛香峠の国道53号から車道を金山に上がると、大坪集落の入り口付近に4本のソメイヨシノ(と思う)に混じって小ぶりな山空桜が1本。集落のまん中辺りの道路べりに老木が2本。道路を挟んで民家の敷地に1本。集落を抜けて車道の分岐に1本。そのすぐ先にも竹林の中から1本のぞいていた。昨年の春、御津 中泉の山空山上を三度歩き回って見つからなかったので、山空に山空桜は絶えたものと思う。山空の麓の中泉には、山空桜の説明板がある。｢旧山空地区にある遅咲きの八重桜です。花柄が長く、三本に枝分れしていて、花がボール状に集まって咲きます。この特徴は標高300mを越える高い所でしか見られません。山空地区が無人になったため、菅、大坪地区に移して保存しています。｣
4月16日(金) 曇天 夜雨
さくらリレーのアンカーと思っているウワミズザクラの花が、通勤途上の国道53号沿線の山際に目に付く様になった。