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金山の麓に住む旧友を訪ねて、中山の滝を案内して貰った。地元では御瀧と呼ばれる。むかし学生のころ友の案内で御瀧から金山に上がったが、山頂まで行ったかどうか憶えていない。滝を越えて登る道中、畑に実っていた蜜柑を失敬して食べ、車道じゃない所を歩き回って山を下りた事が思い出される。41年ぶりに訪ねた御瀧は初めて見る滝の様で、朧気な記憶を越える立派な滝だった。友によると、昔は白装束で滝行する人もあったらしい。大岩のはざまを流れ落ちる斜瀑は高さが5メートル程に見えた。その上は連続した小滝の流れがあり、最上部には岩のはざまに5〜6メートルの滝が岩壁に流水を分岐させながら落ちていた。滝の上には段々に畑跡があり大坪に上がって行けると思うが道があるのかどうか? 下の滝で友が待っているので引き返した。下の滝にある祠の中には御瀧八大龍王と記された木札が幾枚か納められていた。ゆっくり滝見してお瀧道を下るとキビタキが囀っていた。道縁に咲く鮮やかな瑠璃色の花の群れをホタルカズラと友から教わる。初めて見た。
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