さて、先日、外国出身の友人(男性)と温泉の話題になりました。
友人は来日当初、自国に温泉文化がないので、興味深く湯船に浸かっていたら、突然服を着た女性(何かの作業のためらしい)が浴室に入ってきたとのこと。
その時は何が何だか分からず頭が混乱し、また裸体を見られるのが恥ずかしく、その女性が出ていくまで、じっと首まで湯に浸かっていたとのこと。
また、いまだにデパートやショッピングセンターのトイレに女性の清掃作業員がいるのは落ち着かないそうで。
その友人の振る舞いをえっ?と思い、その場は「これ日本では当たり前だよ」と笑い話になったけど、よくよく考えると、結構シビアかもしれない。
男女が逆の状況、つまり女性用の浴室や脱衣場に成人男性がいるということは、まず、あり得ない(確実に通報される)。また、女性用トイレで、男性の清掃員が作業していることもほぼないです(高齢の男性が清掃に入るというのはあるようだけどレアケースかな)。
一昔前に、高速道路のサービスエリアの女性用トイレに並ぶ列を避け、「今だけオトコ、今だけオトコ」と連呼して、男性用トイレに入ってくる女性がいたようだけど、それを笑い事ですませていたのは、寛容だったからか、あるいは鈍感だったのか…。
この件、色々な事情・背景があって現在に至るので、この状況をどう考えるかは、人の数だけ意見や考えがあるとは思います。
ただ、この友人との会話があってから、風呂やトイレでお仕事中の女性を見かけると、以前よりは意識するようになった自分。ちょっとびっくりしています。
写真はアジサイ
花言葉は寛容(白いアジサイ)
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