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虫歯かな?と思ったものの、しみるわけでもなく、そのうち治るだろうとしばらく放置したけど鈍い痛みは一向に取れない。あきらめて歯科医院に行きました。
ひととおりの問診と歯のレントゲン撮影のあと、歯医者さんが鍵型の針がついた例の器具の取っ手側で私の奥歯をコツコツと叩きだす。そして痛みを発している歯を特定し、さらに、追い打ちをかけるようにその歯をぐりぐりと指で押して、一言、
歯医者 「ネンザですね」
わたし 「は?」
歯医者 「奥歯が捻挫してますねぇ」
わたし 「捻挫って、足首をひねる、あの捻挫ですか?」
歯医者 「はい!」
捻挫は足首とか手首で専ら起きるものと思っていたので、「奥歯」という予想外の部位に思わず聞き返してしまったのでした。
続けて歯医者さんが、それこそ噛み含めるように説明してくれたのは、
・捻挫とは関節に無理な力が加わり、関節内の靱帯が伸びたり切れたりする状態のこと。
・歯も顎の骨(歯槽骨)と関節していて、両者を靱帯が繋いでいる。
・そこに強い力が加わったため、靱帯が伸び少しぐらぐらしている様子、とのこと。
なら、歯が「捻挫」状態にあってもおかしくない訳ですね。
結局レーザー照射と痛み止めの対症療法でのその日は帰されました。
でも、夜に歯ぎしりしているわけでもないし、誰かに殴られたわけでもないし…色々思い返してみても「奥歯の捻挫」の原因が思いつかない。唯一思い当たったのは、痛み出した前日の山登りでちょっとしたガケを登る際に歯を食いしばったことぐらいかな?
ともあれ、奥歯も捻挫すること身をもって知ったのでした。
山登りでは意外なところも捻挫するようです。
写真はミツマタ、花言葉は「意外なこと」
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