ちょっと改題して、またまた日頃思っていることを書いておこう・・・
定年後、山を再開してみて違和感を感じたことがある。
山の名前が昔と変わっていることと山の位置が違うことだ。
最初にお断りしてくと、今の呼称や位置が間違っているというつもりはない。
なんでも昔が正しいということではないので、その辺ご斟酌
その1
若かりし頃、ごく普通に呼び交わしガイドブックにも書かれていた山名(呼び名)が、が微妙に変わっている。
その一つが比良にある「釣瓶ヶ岳」だ。
当然、僕らもツルベガタケと言ってた。(ツルベダケなどごろが悪い。)
今、この山名は「釣瓶岳」と「ヶ」がなくなっている。
この年になると毛がない話には敏感に反応する。
昔は、5万図の「北小松(昭和32年版)」を使っていたから武奈ヶ岳は載っていても「釣瓶ヶ岳」は記載されていなかった。
2万五千図「北小松」になって「釣瓶岳」と記載されるようになったから「釣瓶岳」が定着したのか。
ちなみに
昭和41年版 比良 研究と案内第二版 角倉太郎・安倍恒夫共著 山と渓谷社 では本文、ルート概念図とも「釣瓶ヶ岳(ツルベガタケ)」と明記されている。
昭和41年版 京都周辺の山々 北山クラブ編 創元社 ではルート概念図に「ツルベガタケ」と記されている。
昭和62年版 比良連峰 城陽山歩会著 岳洋社 では見出し、概念図は「釣瓶岳」、本文「釣瓶ヶ岳」となっている。
同じことが「烏谷山(からすだにやま)」でも。(前記 比良研究と案内参照〜以下省略)
いつから「からとやま」というようになったのかな?
その2
鈴鹿の「イブネ」と「クラシ」の位置が逆になってる。
杉峠→クラシ→イブネだったと思う。つまり、イブネのほうが杉峠から見た場合、奥の方じゃなかったか?
山頂の標識も確かそうなっていたはず。確証は("^ω^)・・・
昭和41年版 鈴鹿の山 山口温夫・山口昭共著 山と渓谷社 でも杉峠→クラシ→イブネとなってる、というかこの本を信じてたから思い込んでるのかな。
いや〜50年も前の話ですよね。
現在の山と高原地図では杉峠→イブネ→クラシになってますね。
今のほうが正しいのかもしれません、が、釈然としないな。
誰かその辺ご存じないかなぁ?
ま、こんな話は至る所にあるやろけど。
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