![]() |
-------------------------------------------------------------------
★山行の詳細は下記に記録しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-333451.html
-------------------------------------------------------------------
その中でも赤牛岳のピークでお会いし、奥黒部ヒュッテでも夕食をご一緒
させていただいた方との出会いは自分を成長させてくれる可能性を秘めた
ものでありました

若い時の自分は傲慢で、山に行っても自分中心でした。
ちょっとばかり山を歩けるようになった頃が一番酷かったと思います

前穂北尾根やバットレス、剱A2フェースレベル程度の経験でとんでもない
勘違い発言を連発。
「そんなところでザイル出すの?フリーでいけるでしょ!」
「ここでフィックス?時間かかるからコンテで十分。」
「わざわざ懸垂下降なんてしなくても降りれるのに・・・。」
「北鎌コルから?それは北鎌ハーフ。湯俣からじゃないと価値なし。」
「そんなにたくさんのギアぶら下げてたってどうせ使いやしないのに・・・」
「ぞろぞろと登らないで独りで登ればいいのに・・・」
「記念撮影なんてしてどうするの?意味ないじゃん。」
今想い返すと顔から火が出てしまいます

人間の器が小さかったのでしょう。
自分を必要以上に大きくみせる発言ばかりしていたように思います。
二度と過去の自分には戻りたくないですね

そんな自分でも、尊敬できる方と出会うことによって徐々にでは
ありますが更生が図られつつあります。
さて、今回お会いした方は、なんと65歳という高齢な方でしたが、温泉沢ノ頭
からなかなか追いつかず、赤牛岳の頂上でお休みしている時にようやくお会い
することができました。お聞きすると現役の山岳ガイドさんでした

百戦錬磨の経験を積み重ねてきたお方であることは間違いなく、自分のような
若輩者ではとてもかなわない方なのに奢る立ち居振る舞いは皆無で、威圧感もなく、
ただただもっと山の話を続けていたいなと思わせる雰囲気を持った方でした。
ご昼食中だったにもかかわらず、シャッターをお願いすると快く引き受けて
いただき、自分のために山頂をぐるっと歩いて方角を変えて何カットも撮影
してくれました

「標識だけじゃもったいないから劔もバックに!後立山も撮っておきましょう
今日は天気も良くて絶景ですからね・・・。」
感激しました。仕事中であればお客さんを喜ばせるためにカメラのシャッターを
押すこともあるでしょうが、この方は義務感からそういうことをする方ではない
ことが初対面でもわかりました。
・頼まれたことをイヤイヤやる人は3流(面倒感が顔に出る)
・頼まれたことをやるだけの人は2流(面倒感が顔に出ない)
・頼まれていないことも喜ぶだろうと思ってできる人は1流(後光が差している)
昔誰から言われた言葉を思い出しました。
自分はどうだろうか?
疲労がピークの山頂でこのような振る舞いができるだろうか?頼まれれば一枚
くらいはシャッターを押すでしょうが、相手の立場に立って何枚も押すことは
なかなかできるものではありませんね。
今回の山行では、温泉沢の途中でルートを見失っているパーティーに声を
かけられました。本流と伏流の分岐でRFのペンキ印が錯綜する場所でした。
「やばいな初心者だ。」
ペンキがない箇所はケルンがあるので目印にして進めば大丈夫ということを伝え、
道を誤りそうな箇所は自分の姿が見えるようにゆっくり歩いたりしましたが、
地図を広げて危険箇所を説明することはしませんでした。ザックを下ろして
地図を出すのが面倒だったのです。自分もいっぱいいっぱいでしたから

雲取の時にあれだけ反省したのにまたできませんでした。
「次回こそは!」そう思ってもなかなかできるものではありませんね。
おそらくこのガイドさんだったら、地図を広げて説明し、パーティーの心配に
寄り添ってあげることをしたのでしょう。
奥黒部ヒュッテでも色々な話をお伺いすることができました

パーティーを率いる責任や、事故への対応・・・本当に良い話を聞くことが
できました。自分もあと20年でガイドさんの年齢に到達します。
その頃までには人格を伴った山歩きができているのでしょうか?
そんな想いを備忘しておきたいと思います

souldoctorさん、こんにちは
自分もまだ初心者の域ですが、キチンと心に
とめておきたい内容です。
souldoctorさんの場合はお仕事においては
ある意味、尖った性格も必要だったから、若いとき
のご自身を思い出しそのように思うのではないでしょうか?
山頂のガイドさん、素晴らしいですね。
僕はゴルフも嗜み、そちらはまずまず自信ある方ですが
ゴルフにしろ山にしろ、何にしてもそのガイドさんの
ような人間でありたいな、と思いました。
威圧感だけで生きていくような人間にだけはなりたくないです。
貴重な内容の日記をありがとうございました。
時間無いのでレコは後で拝見いたしますね。
でわでわ
そうですね、どんな職業にも言える事ですが、熟練者と云えども「飾らない、気どらない」それが、本来のプロですね。
山岳ガイドさんの場合も、経験の積み重ねで、「安全登山」をスロ−ガンを目標になられた人達です。
それと、話は変わりますが、登山中にGLの発言に対し揚げ足を取る仲間を時々見ますが、これも好ましいとは思いませんね。本人は自己満足のつもりなのかもしれませんが・・そんな時は、そっと「耳打ち」で話した方が良い場合もあります。
良い人と出会えましたね。
転機。
souldoctoerさん、こんばんは。
人間の信条、主義、価値観等は簡単に変わるのもでは
無いと思っています。
でも、何かのきっかけで変わることがあるのだとも
思っています。
私は数年前に転機がありました。
本当に自分が変わったのが分かりました。
きっかけは一人のキャバ○でした。
もう、無縁になりましたが今も感謝の気持ちを
持ち続けています。
こんばんは。
レベルは違いますが、自分の「山力」が格段にアップした(ような気がする)時期は誰にもあるような気がします。
(ま、誰しも顔から火が出る過去は多かれ少なかれ、、、。)
ご紹介頂いたシニア世代の現役ガイドの方も、最初からそうだったのかしらん?
長くお山と、お山を愛する人たちに関わり、現在の立ち居、振る舞いにいたったのでは?と想像します。
「地縁」「血縁」があるように、「山縁」もあるのでは。
一期一会の出会いの中で、そのガイドさんにとっては自分の子ども世代のsouldoctorさんに、語らずも感じ取ってもらえたと知れば、これほど嬉しいことはないのでは(と、これも想像です)
また、かの御仁とお山で再会できたらステキですね。
こんにちは。
自分のお手本のような人と出会ったりするのはラッキーなことですね。
変な人間に出会っても「ああいう風にはなりたくない」と思うので、人は自分好みの人間に徐々になっていくんでしょうね。
それと類は友を呼ぶというのは至言と思います。
親を見れば子が分かるように、嫌なやつの友達は嫌なやつだし、素敵な人の友達は素敵です。
私も人間修行中ですが、souldoctorさんがあと20年たったら聖人になってしまうんではないかいな?
ほどほどにちょい悪もいいかと思いますよ
コメントありがとうございます。
若い時はピノキオの鼻が50mくらい伸びているような悲惨な状況でした
今の自分にとって山は『人間磨き』『魂磨き』みたいな存在かもしれません
ゴルフはやったことがないのでわかりませんが、ゴルフも紳士の
スポーツと聞きます。スコアだけではない奥深さを感じます。
時々ゴルフの試合をテレビで見ますが、品性がある方のプレーは
なんとなくわかるような気がします
遊びも仕事も含めて、人生とは如何に自分自身の『品性』を向上させるかと言う事に尽きるということなんですねたぶん・・・。
本当にカッコいいガイドさんでありました
ガイドさんのような人間にはまだなれませんが、還暦までにはしっかりとした大人になれるよう日々精進していきたいと考えています
そうなんですよね。本当のプロって飾らないし、気どらないです。
今回改めて自然体の美しさを実感した次第です
歩き方も、凛とした雰囲気でとても美しかったのです。
なかなか自然体で生きるのって難しいけれど、良い教科書に出会えたわけですから、この出会いを無駄にせず、自分のものにしていきたいと考えています
今回の出会に感謝しています
そうですね〜”三つ子の魂百まで”ということわざがあるとおり、
三歳までに形成された性格はなかなか変わるものではないですね
長い年月をかけて形成された信条や手技(おおっとミス変換
millionさんの場合きっかけはキャバ嬢さんでしたか・・・
転機となる出会いは街にもたくさんあるんですね。
深イイ話ですね。
自分も久しぶりに夜の街に繰り出したくなってきました
よし行ってこよう
良い出会いに恵まれたらレポートしますね〜
”偶然という名のドレスを纏った必然”
こんなカッコいい言葉をさらっと言える大人に自分もなりたいです
自分は、最近こんなことを良く思います、今の自分があるのは3年前に、5年前に頑張ったから今の自分があるのだと・・・。
今の自分に欠けているのは、山を歩く技術や体力よりも、相手を
思いやるココロです。なかなか後天的に身につくものではないと
思っていますが、今から意識して頑張れば赤いちゃんちゃんこを
着る頃には、相手の立場に立ち、敬意を払った行動がとれるのでは
ないかと自分に期待しています
そのためには良い教科書にたくさん出会いたい。
今回のガイドさんはお手本のような方でした!もちろんricalonさんも人生の良き大先輩であります
まだまだ暑さ厳しいですが頑張りましょうね
”るいとも”って言葉はホントに的をついてますね
朱に交われば赤くなる・・・。良い朱に交わりたいところです
自分はゆるーくいい加減に生きているので意識して自分を変えようとしない限り楽な方に流れていっていまうのです
人格とは別ですが、生き方自体がいい加減なのです
・ほとんど地図を見ない
・ルートも当日にバンバン変えてしまう。
・歩くの嫌になったら下山してしまう・・・。
・登山計画書というものを出したことがない。
いい加減がザック背負って歩いているようなもんです。
これではさすがに社会性ゼロです
聖人君子を目指す前に基本的なところから更生をはからないといかんですね。
これからも道を外しそうになったらバシっとご意見番ヨロシク
お願いいたします
人間修行お互い頑張りましょうね〜
お疲れ様です。miune2312=miuneです。白山登山後、携帯が不機嫌となり新しい物と交換ですわ(+。+)アチャー
さすがsouldoctorさん^^;山に登って傷は癒えたようで安心しました。私も登っていますが、登り方を少し変えました。ガシガシ登ってきた私ですが、そうではなく山の神と向き合って登って行こうと実践しています。低山や里山、皆と登るハイキングも楽しい事に気づきました(^^)
もっと皆に山を好きになってもらいたい、楽しさを共有したいと思い始めました。その為に自分が持ってる知識をレクチャーするのって自分も嬉しいです。→souldoctorさんの足元にも及びませんけど^^;
でも‥やっぱりソロは大好き〜(^^)自分と見つめ合える場所。
ボチボチ歩いて行きます。
携帯買い替えですか?痛い出費でしたね。
自分はスマホとか持ってなくて、4年前の強固なガラケーを使ってます。全然壊れなくて逆に買い替え時期を逸してます
山の神と向き合う低山&里山いいっすね〜
自分も山歩きのスタイルをここ数年劇的に変えてきました。
近郊の沢に入って釣りしてプラプラ山を徘徊し、最後に日帰り温泉に入って帰ってくるのが最近のお気に入りです
次の目標としては、2312さんと同じで集団ハイキングです!
今年中に楽しさを共有する山歩きにチャレンジしてみたいです。
問題は、マリンスポーツ仲間が多いのでどうやって山に連れ出すか?なんですけどね
白山登山お疲れさまでした
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する