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昨日の日記では(あまり纏まっていませんが)、オーディオシステムを一新したらビートルズのアルバムの完成度が高い事に気付いてどハマりした、という事を書いたつもり…です。
自分は音楽やらない(やりたかったけど、結果殆どやらなかったので出来ない)ので、音楽的な事は全くわかりませんが、ジョン・レノンとポール・マッカートニーのスーパー天才二大巨塔が居て、この2人のせいで余り目立たないけどこれまた天才ギタリストのジョージ・ハリスン(ぐっと来る名曲ばかりでホント凄いです。ソロになってからも良い)と、担当楽器同様常に安定して人柄も信頼出来る天才ドラマーのリンゴ・スター(この方もあまり目立たないけど、実は天才ボーカリストでもあるのではないかという気がします)が居て、天才メンバーが集まったらこんなに凄いバンドが出来るんだという事を具体化・現実化したのがビートルズだと思います。だって半世紀以上前のバンドなのに、未だに古さを感じさせず、寧ろ未だに時代の先端を行ってる様に感じさせるなんて、凄くないですか? ちょっと熱くなって来ましたが、この辺りはも少し後で書きます。
その天才メンバーが集まったバンドに、偶々天才マネージャーとなるブライアン・エプスタインが就き、そのエプスタインが天才プロデューサーのジョージ・マーティンとビートルズを偶々引き合わせる。そんな奇跡的な出会いが世界的超絶大人気バンドを生み出し、半世紀以上経った今でも60近いオッサンを突然どハマりさせる。半世紀以上前の音楽業界における世界最強天才チームの仕事に感謝しかありません。
音楽的な事は全くわからない自分ですが、アルバム作り、もっと言えばミックス作業やマスタリングの全責任を負うプロデューサーがとても重要だという事は、ビートルズのアルバムを聴いててよくわかりました。前回触れたモノラルやステレオ其々のマスター、それらの基となる音源等が厳格に管理されてて、今でも当時の(高品質な)ままの音が聴ける。これは勿論関係した全ての方々のおかげですが、プロデューサーであるジョージ・マーティンによる処が大きいと思います。
そして現在ビートルズの音楽総指揮を受け継いだのは御子息のジャイルズ・マーティン。青盤の最後に収録されている楽曲『Now and Then』が、もう一昨年になっちゃいましたが2023年にリリースされた「ビートルズ最後の新曲」との事で驚きました。このプロデューサーがジャイルズ・マーティンです。ジョンが残した1978年のデモテープから、それまでどうしても除去出来なかった雑音をAIで取り除き、1995年のハリスンの演奏と、現在のポール&リンゴの演奏によりリリースしたとの事。何かもう着いて行けないくらい時代の最先端行ってるなと、強烈なインパクトがありました。
ちょっと脱線しますが、今後の音楽業界は本格的にAI時代に突入なんでしょうね。先日聴いたユーミンのベストアルバムに本人と荒井由美時代の声を再現したAIのコラボ曲みたいなのがあって驚きました。もう本人が歌わなくてもアルバム作れちゃう時代が直ぐそこまで来てる気がします。
そして、ビートルズにどハマりした自分と同列に語ってはいけないと思いますが、ジョン・レノンがどハマりしたのが、日本人のオノ・ヨーコだというのも不思議なものを感じます。ジョンのハマり具合には他のビートルズメンバーもドン引きだったのではないでしょうか? この辺はよくわかりません💦 兎に角、ビートルズは知れば知るほど面白いエピソードも一杯あって、飽きる事がありません。
日本と英国はユーラシア大陸の東と西の端に位置していて、人種的にも文化的にも対極だと思っているのですが、どちらも島国なので島国気質みたいな共通する部分があるのでしょうか。自分の場合、音楽的に良いなと思うアーティストはアメリカよりも英国の方が多い気がします。クイーンなんかは前から好きだし、女性で言うとアデルも凄く良いなと思います。最近少しブルースを聴いていたのもあって、ローリング・ストーンズなんかもすっと入って来る様になり、そのせいかコテコテのロック(ハードロック?)が苦手だった自分ですが、レッド・ツェッペリンも聴ける様になって来ました。
勿論、アメリカでも良いなと思うアーティスト沢山います。まぁ、国によらず良いなと思うアルバムはよく聴いてみるとどれも音が良い。偶に音を聴いているのか音楽を聴いているのかわからなくなりますね💦
という事で、もう少しビートルズに浸かって、その内他のアーティストの世界も覗けたら良いなと思う今日この頃、でした。