山小屋に初めて泊まった、という方の日記を拝見して、なんかなあ、という感じで拍手、送る気になりませんでした。
宿泊代、高いの、当たり前ーヘリ代、ボッカ代込みその他季節営業ー分かってたら文句言うなよ、って感じです。布団で寝れてご飯が食べられる、ありがたいことです。
私が初めて山小屋に泊まったのは、20数年前になります、北岳肩の小屋。一階は真ん中に土間の通路があって両端が板の間。2階が寝る部屋でしたが蚕棚風に仕切ってありました。何だかすごーく気に入りました。全然、違和感なかったです。
今は(残念なことに)おしゃれに、現在風になってるんですよね。
10年ほど前、仙丈小屋に泊まったとき、アルバイトの人から、「お客様、こちらへ」と案内されました。何か背筋、ゾーとしましたよ。−山小屋で「お客様」はないんじゃない…かと。
昔は、泊の装備にトイレットペーパーがありました。トイレットペーパーの芯を抜いて持っていくんです。ところがこの頃、山小屋泊りだとお手洗いにほとんどペーパーが完備されています。それはそれでうれしいんですが、太郎平小屋で、「ペーパー節減のお願い」の張り紙がありました。確かにかさばるトイレットペーパーには問題でしょうね。
だったらペーパーを置かずに必要な人には売ればいいんじゃないか、と思うのですが、山小屋にトイレットペーパーはある、というのが標準になった今では難しいのでしょうか。
水は貴重です。「節水」その張り紙の下で平気で歯を磨いたり顔を洗ったり…。この頃の山小屋の風景です。山小屋の人も何にも言いません。
山小屋が、下界のホテルと変わらないようになってるんですね。登山客がそうしたのか、山小屋が、増加する登山客に押し切られてしまったのか…。
まあ、天候の悪いときは非常にありがたい存在です。
こんにちは
実に共感いたします。
私もトイレットペーパーの芯、抜いて持っていきましたよ。
懐かしいな〜。
水も節水を心掛け、歯を磨くこともやりませんでしたね(水が豊富に出ている所では、歯磨き粉を使わず磨いてましたが)。
こじゃれた山小屋より、
頑固おやじのいる古びた山小屋の方が、私は好きです。
Swan songさん、コメントありがとうございます。
山小屋がこんなになったの、登山ブームのせいでしょうか?
一つだけ昔よりいいな、と思う事は、余裕があれば男女別々に部屋決め・寝る位置を決めてくれる事です。昔は、事務的に寝る布団を割り当てられましたよ。
横に変なオッサングループがいて嫌な思いしたことあります😰
まあ、サッサと寝てしまうから、向こうの方が私のいびきに迷惑したかも知れませんが😅
「節水」の根拠が分からない人も多いのでは?。都会の「節水」と同じように接しているのでしょう。
数十年前に中学生の団体が食器をバシャバシャ洗っていて、小屋の人に文句を言われてもキョトンとしていましたっけ。
miranoさん、こんにちわ。
そうですね、山で水がどんなに貴重なものか、小屋内に水を引くのにどんな苦労があるのか、分かってないんですね。
登山者に対して、自然を大切にしよう、という呼びかけは浸透してると思うのですが(花を踏みつぶさない、登山道を外れない、など)山小屋への意識は、もひとつですよね。ただ単に宿泊場所、としてしか見てないみたいです。それもかなりの金額支払うのだからもっとサービス良くしてよ、と思ったり…。
登山者を甘やかしたのには、小屋自体の責任もあるかもしれませんね。例えば(今は違うかも知りませんが)塩見小屋では、泊まりの人すべてが水場まで往復して水を運びます。そんな風にして運び上げた水なら、貴重な水ーが身に沁みて分かると思います。
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