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「冬山山行はやりません」という方でも初冬の低山ハイクや4月などの春先の里山ハイク等で雪道通過などを想定して持参する方は多いと思います。
このように寒冷期には比較的利用している方は多いのですが、春〜秋の無雪帯で利用している方に遭遇したことはありません。
やはりチェーンスパイクや軽アイゼンは冬期(雪道、凍結道)限定のモノと認識されている方が大多数のような気がします
これはちょっとモッタイない使い方なので、別の使い方をアドバイスしますね
それは…
「無雪帯の山道でも積極的に装着すれば足の踏ん張りが効きます！
」ってことです
特に50代以降のシニア世代には是非とも多用したほうがいいです。
脚力の弱い女性や子供さんにもオススメです！
で、どんなシチュエーションで利用するのかと申しますと…
�〕遒鼠佞梁燭げ爾蟶�
��急勾配な下り坂や上り坂
��少し湿ったような登山道
�ず純�帯の通過
�ヅ仍各擦�ら外れた尾根やルンゼ歩き
つまり…グリップ力(フリクション)の低い地質帯を歩く時に効果があります。
特に下り坂で利用されるとその効果がものすごく感じられるはずです。
ここ最近、滑落や転倒による遭難事故が目立ってきております。
特に脚力の衰えた高齢登山者や筋力の弱い女性登山者が多数を占めています。
登山とはそもそも足元が悪い地帯を歩くのですから、それなりの注意は必要ですが、復路(特に下り)での事故が多発しています。
チェーンスパイクを装着していたことで免れる事故もたくさんあると思います。
チェーンスパイクや軽アイゼンは「雪道だけの装備」といった固定観念は捨て去り、不安定な地帯ではどんどん使うべきです。
軽アイゼン(4本爪〜6本爪)でもOKですが、アイゼンはベルトを回して装着するため手間暇がかかりすぎて、終いには付け外しが面倒くさくなってしまいます。
その点チェーンスパイクだとゴムでビョ〜〜ンと伸ばして装着するのでとてもお手軽です
重量も300g〜380g程度(Lサイズ-1足分)なのでザックに忍ばせていてもそれほど苦にはならないはず。
各社有名な登山メーカーからリリースされているものは高品質なのですが、その分高価です
陰陽師のオススメはアマゾンなどで売られている中華製でもいいかな…と考えます。 但し使用頻度にもよりますが4〜5年が限界かな…。
中華品で注意すべき点はチェーンリング部の造りが雑なので、装着中たまにねじれてしまうことが起こります。 そのまま歩き続けると切れてしまうこともあるので、違和感を感じたら修正を怠らずに。
最近はステンレス製も発売されていますので、できればSUS304が強度も高くてお薦めです。
とても安いモノはアルミ製なのでこちらは回避するほうが無難です。
一度使えば爪先が摩耗して丸まり痩せ細りますので、すぐ使えなくなります。
モノの見方をほんの少し変えただけでとても便利で歩き易く、そして安全性が高まりますので、皆さんも試してみて下さい。
PIC-1：CAMP/アイスマスター
爪が大きくプレートも大きいので足裏が安定します。重量325g
PIC-2：BD/アクセススパイク
最後発品なので良く考えた造りで履きやすいです。重さは僅か130g！
PIC−3：中華製/チェーンスパイク(重量370〜400g)
安価なので購入しやすいです。爪の材質はSUS304がgoodです。
チェーンスパは雪面が無くてもアイゼンより歩きやすいので安易に装着してしまいがちなのを自分は気にしています。
確かに秋口の落葉が積もったトラバース道は雪道並みに脅威なので、今秋はザックに忍ばせておこうとも考えていますが。
コメントありがとうございます
「植生を傷める」とか「自然に優しくない」と声をあげてる方々にいつも云いたいことは「それならご自分を含め登山そのものを禁止するしかありませんね」…と。(笑)
登山道を開拓して、皆がそれを利用している時点でもう自然破壊なのですから。。。
登山装備というのは消耗品です。 岩場でのアイゼン装着は爪がちびってもったいないと思われるのは安全性とのトレードオフとなります。
私は冬期アルパインクライミングもやっているため、岩壁や岩稜帯も12本歯アイゼンでガシガシ登攀します。
そんな考え方で冬期の縦走路(岩稜)でもアイゼン装着の方が安全であるならば、ちびる事は気にせず装着した方がよいと考えます。
うわぁ、ちょっと怖い話ですね。そんなもの、装着しないといけないのなら、山、行かなければいいのじゃないですか!!
私、今、ちょっと、そういう考え方に怖くて震えています。山が泣いていますよ。
皆がみんなチェーンスパイク付けて、泥道や落ち葉道歩いたら…。道が掘りくり返されて余計ひどい状態になりますよ。まあ、自分だけ滑らずに歩けたらいいやって、考えなんでしょうか。
どうか、チェーンスパイクなしでも､うまく歩ける方法を考えて下さい。例えば立木にしがみつきながら降りる、とか、横向きに下る、など。
なるべく自然への優しい態度が欲しいです。
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