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今回のギアはDMM社のテリアです。
先日、沢登りのアンカー構築時にユニバーサルハーケンと共に使用しました。
メーカーのWEBサイトにはアイスクライミングで使用するプロテクションとして紹介されていますが、岩登りや沢登りでも使えます。
類似したギアにBD社のペッカーという商品がありますが、極細クラックに適したものなのであまり出番がありません。
またテリアの兄貴分でブルドッグと云うモノもありますが携行を躊躇するぐらいデカくて重いです。
設置するときの注意点は「ブレード(刃)の呑み込み深さに関わらず、アゴを岩面に接面させる」事です。
そして荷重ベクトルはハーケンと同じく下方向へ向けることです。
ダメダメな設置例はpic-3(上図)のようにブレードが半分程度しか打ち込めず、アゴも浮いた状態です。
ブレード半分程しか打込めない場合はアゴ側を叩いて岩面に接面させます。
久しぶりWEBを覗くと「テリア2」となっていたので変更点をチェックしてみたところ「へ?何で??」と思えるような変更がありました。
陰陽師が気になったのは下記の2点です。
(1)引っ張り強度が15KN ⇒ 10KNへダウン
(2)アゴ外周のギザギザが無くなった
メーカー的には2点とも大差無いのかもしれませんが、陰陽師的には(2)のギザギザ消滅は気になります。
岩への設置では無くともよいですが、アイスでは喰い付きが変わるような気がします。
冬季にアイス面へ設置して検証してみたいと思います。
pic-1:テリア
pic-2:テリア2
pic-3:(上図)間違った設置 (下図)正しい設置
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