笹尾根を歩きながら思い出した。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかく人の世は住みにくい。
今更世の中を憂いても仕様もないのだが、換言をするならば、幾つになっても悩み(煩悩)はなくならいモノなのだろう。
誰ともすれ違わないのも珍しい。気温も抑え目で2−3mの風は汗を乾かしてくれる。心地好いハイクであった。
そして、帰り道に楽しみがある。帰路の乗り換え駅構内のある飲食店。ここで軽く食事と麦酒を腹に収めて電車に乗り込むのだ。何気に良い心持ちで車内を観察しながらあれこれと妄想を巡らす。
角が立とうが、流されようが、窮屈であろうが、もうどうでも良くなった。今、歩けることに感謝をし次はどこへ行こうかとヤマレコに相談をする。
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