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少し天気予報があやしい中今日の相棒のMさんを迎えに行き出発です。
現地(母公堂)に8時過ぎに到着、早速用意をして出発します。
気持ちガスっているも雨は降らず、少し涼しめで気持ちいい出発です。
いつものようにぼちぼち上がって行きますが、最初の沢をこえるあたりは少し道が荒れているように感じました。
アジサイ系の花の中を進みます。虫が多くなく快適で涼しい歩きです。
法力峠で小休止、いつものように風が強くなく、でも薄くガスがかかってたまに顔に雨粒らしいものがあたりましたが雨具を出すほどではありません。
快適に高度を上げますが全然誰にも会いません。
何度か沢を横切りますがどこも足元がか細くなっています。無理なところは橋が元々あるので安心です。
マンモスのところもいつものように通り抜けます。
水場も過ぎ、ぼちぼち山小屋手前が荒れていますよ、の案内(張り紙)かなぁ、と思っていたころ谷川に傾いた濡れた鉄板の橋にさしかかりました。何歩目かのときあっと思ったら足が滑り、出した次の足も同様に滑りこけました。谷川に滑り落ち橋から足が下に落ちたところで足が着くと同時に手も橋を持てて谷への滑落はまぬがれました。欄干の下を背中の荷物も引っかからずに落ちました。
反省点は欄干を持っていたらたぶんこんな無様なことにはなっていなかったと思います。
けがは足の軽い打撲と擦り傷程度で済みました。
もうすぐ山小屋のある山上辻だったので痛みをこらえて(というほど痛くなかったですが)張り紙の場所を越え山上辻に到着しました。
傷を確認すると前出のようになっていました。ばんそうこうをMさんに頂き血が流れていたところに貼りました。右足靴下の中が擦れていて外のズボン、靴下には何もなくある意味助かりました。
まだ時間が早いので先に稲村ヶ岳に向かいます。このあたりまで来てようやく人と出会うことが出来ました。
何度目かの急登を過ぎ大日岳分岐を通過、シャクナゲが咲いていたらきれいであろうところも過ぎて山頂展望台に到着しました。
残念ながらガスの中で隣の大日岳もうっすらとしか見えませんでした。Img_0453
そそくさと引き返し山上辻山小屋前にあるテーブルで昼食とします。やはりいつものように風が強くなく、ガスも少し晴れて下界を見渡すことができました。もうちょっと早ければ、という感じです。
山上辻からいよいよ山上ヶ岳に向かいます。アップダウンのない細い道を淡々と進みます。
女人結界のあるレンゲ峠からいきなりの急登となります。地図である程度予測出来ましたが見上げた岩を裏側に登るとは思いませんでした。ほとんど階段がつけられていて安全ではありましたが尾根の部分をガシガシ登る感じです。振り返ると稲村ヶ岳や大日岳、遠くは金剛山、葛城山まで見ることができました。
大峰大橋からの道に合流すると人がいていきなり「ようお参り」と声を掛けられました。そうです、大峰山寺の山域に入った証の言葉だったのです。
まずは山上を目指します。すぐに到着、山頂お花畑の文字もむなしく何も咲いていませんでした。字がある裏側が山頂で一等三角点と聖蹟がありました。
すぐに寺の本堂がありお参りをします。この間も出会う人すべてに「ようお参り」と声を掛けられましたがこちらは一般ハイカーなので「こんにちは」で済ませました。
下り始めるとすぐに「西の覗き」(修行場)というところがあり今日は修験者(というにはちょっとはばかれる人もいました)が修行をさせてもらっていました。あまりに沢山の人で部外者は修行しているところまでは見ることができませんでした。
以前に来た時は登り下りともほとんど人がおらず、さびしいところだと思ったのを思い出しました。
何軒かのお茶屋を過ぎ下ります。どんどん人が登ってきます。
もちろん男ばかりです。お茶屋の人は「お帰り」と声をかけてくれました。
白装束が基本のようで白のスエットだったりする人もいました。
下りに何人か抜く中には小さな子供もいました。この坂を登ったのだろうか、という素直な疑問が残ります。
大橋茶屋まで来るとこちら側の女人結界をくぐりアスファルト路に出ると出発点の母公堂までは1km強で戻りました。
写真は・いつものマンモス・レンゲ峠の女人結界・西の覗きの修験者達
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