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我が家も家族で朝お墓参りに行ってきました。
何故にお盆前のこの日にお墓参りをするのかというと。
江戸時代の寛保二年(1742年)に起きた、「戌の満水」と呼ばれる大洪水の被害者供養が由来とされています。
8月1、2日にかけて台風の影響を受け数日にわたり豪雨が降り続きました。 いたるところで河川が氾濫し、大洪水が発生しました。各地で土砂崩れが発生し千曲川流域は甚大な被害を受けました。およそ3千人が亡くなったといわれています。
そのため、8月1日に川遊びや釣りなどをしている人を見るとこの地域の人ではないのだろうと解ります。
ちなみに12月31日は山へ行ってはいけないという言い伝えもあります。
南佐久郡には、 大晦日に山に入る事を忌む習慣があり、 これを破るとどこからともなく 「ミソカヨーイ」 と叫び声が聞こえてくるそうです。 山の神や鬼の仕業だといわれ、 声が聞こえた方を見ようと振り返ろうとしても、 首が回らないといわれています。
地域によっては海が漁を禁止する時期があるように、入山自体を禁忌とする時期が存在したそうです。
このミソカヨーは南佐久郡における入山禁止の大晦日、掟破りを戒めるべく現れた妖怪だとされています。
私もその年の登り納めにと雪の付き始めた南八ヶ岳へ行きたくもなるのですが、そこは浅間山で我慢しています(^_^;)
地域によって特別な日や風習が今尚残っているものですね。
今日は水遊びはせずに近所の公園(平尾山公園(佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」)へ子どもを遊びに連れていきました。
暑い一日でした、かき氷が美味しい季節ですね(≧∇≦)
【写真1】
寛保二年 小諸大洪水変地絵図
【写真2】
佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」の風景
【写真3】
アスレチックの後は、かき氷とビールが美味い!
💦 地元なのに知りませんでした 昔昔に3千人もの方が亡くなられた災害があったのですね 色々勉強になります
こんばんは(^o^)
千曲川は昔から幾度となく氾濫しては水害を繰り返している川なんですよね!
最近では令和元年の台風19号豪雨災害が記憶に新しいのではないのでしょうか。
ようやく被害を受けた峠や林道が復旧し開通してきましたが、今だ復旧工事中の林道もありますよね。
昔の人は山を神聖な場所と信じ畏敬の念を持っていたんでしょうね。
そんな山岳信仰の中で掟を定めて、子ども達に守らないと妖怪が出るぞ〜((( ;゚Д゚)))と戒めて生まれた妖怪のようです。
日本全国、地域の歴史や言い伝えから独自の風習が残っているので、興味を持って調べて見ると面白いですね(^o^)
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