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ガトーショコラを満喫し帰りの火山館で休んでいた時の事でした。
時刻は午後一時半近くでした。火山館の下から1人の男性が上ってきました。
この時間から外輪に登るのかな？後2時間もすれば谷間の登山道はお日様が西の山影に隠れ暗くなります。
私は日の出ハイクや夕焼けハイクをすることがあるので、この人も夕焼けハイクかなと思い声をかけさせてもらいました。
近くでその人の姿を見て気が付きました(￣□￣;)!!ダメなヤツじゃん！
その男性は若い外国人の方で上下はスウェット姿。(私も冬山をTシャツ姿でラッセルをしているような輩なので人様の事をアレコレ言える人間ではないのですが)服装はさておき、問題は装備！たぶん麓の温泉でレンタルしたものと思われる杖を1本持っているだけで他には何の装備もなし！
富士山とかでよく話題にあがる｢軽装登山者｣ってヤツだな。とうとう浅間にもこのレベルのハイカーがくるようになったか！
私は全ての軽装登山が悪いとは思ってはいません。サンダルや足袋、時には裸足で山歩きを楽しむ歩き方もある。フリーで岩を登るクライマーもいる。どれも経験から辿り着いたその人のなりのスタイルだから否定も肯定もしません。
だけどさ、第一声が｢ｱｻﾏﾔﾏﾊ ﾄﾞｯﾁ?｣そう尋ねられたらスタイルどうこう以前の問題だよ！そもそも今は浅間山へは登れないし！日本語すら怪しいおっさんは返事に困ってしまった(◎-◎;)
ちょうど一服に出てきた館長に目で合図を送る。(これ、遭難確率高いヤツだよ…)
館長が、あぁ〜😮💨って察してくれて。
｢volcano level 2！Currently, it is not possible to climb Mt. Asama.｣
(火山レベル2！現在 浅間山には登れません)
毅然とした態度で対応してくれました。
館長曰く、最近は外国人の軽装登山者が増えているとのことでした。特に○国からのハイカーが多くなったらしい。
今回、歩いていたコースは麓の温泉からのコースで浅間山の代表的な登山コースの一つです。日中であれば必ず温泉に立ち寄り登山に関する情報を聞いているはずなんだけどな?
登山者をお客とする施設の皆さんは、本当に親切に山の情報を提供してくださっています。その日の天候や経験値に合ったコースの紹介、装備に関する相談など、時には日本人ならば解るニュアンスでオススメ出来ないとか厳しいとか遠回しな注意喚起もしてくれるが外国の方には伝わり難いのかな？
浅間の山々は歩きやすいビギナー向けの山として紹介されていていますが、それでも事故が起きています。
事故がある度に、｢どうすれば浅間山なんかで遭難なんてするのよ！｣なんてコメントがあがりますが。今回、出会ったような人が増えれば今までの常識では起き得ないような場所でも事故が発生してしまうのだろうなぁと思いました。
そうは言ってもさぁ…今、自分が何処にいるのかも解らずにヘッデンや防寒着無しで冬の夜に2500m級の山を歩いたらどうなるか登山者でなくとも容易に想像がつくと思うのですが…。
今回の事があって早速、翻訳アプリをインストールしました。これからはこんな場面に遭遇する事が増えるんだろうなぁ(ｰдｰ)💨
【写真� 杆什澆寮�間外輪の様子
【写真�◆杞堙櫃譴犬磴覆い茵�人拓とってるだけだよ。
その様な御仁をお助けする為に日本の救助隊が危険な場面に遭遇するかも？と思うと、内心少し痛い目をみたほうがよいのでは？とブラックな気分になります
勿論放置は出来ませんけど…
その場に居合わせた誰もが、その方の違和感アリアリの姿を見て大丈夫か？と心配をしていましたね。
その次に、地元の消防や遭対協で捜索に駆り出される側の人の事がが頭を過りました。
私も消防で何度も捜索に出動した経験があるので、捜索に向かう側の心境は幾らかは解るつもりです。
理由は何であれ起きてしまった事故に対しては必死で救助活動にあたりますが、要救助者のあまりにも無防備な姿を見たら、やるせない気持ちになることでしょう。
あの、おにーちゃんは無事に下山できたのかな？家に帰ってからも気掛かりでモヤモヤが残りました(-＿-)
先月、浅間山外輪山を巡っていて、ひょんなことから火山館館長にコーヒーをご馳走になりました。
毅然とした態度、流石ですね。
とても感じのよい方で、またいつかお会いできれば、と思ってます。
主題のダメなヤツ、
どーしたらいいんでしょうね。
ピクニックコースなのか、登山エリアなのか、登山エリアなら登山装備の者以外入域禁止、とはっきり明示したパンフなり看板なりを、旅行者の立ち寄りそうなところにどんどん設置する、とか。
まあどうしたって、一定数の○○、は防ぎようがないんでしょうが。
現在の火山館の小林館長は今年の春から先代の神田館長からバトンを引き継いで就任した館長さんです。
優しい印象の小林館長ですが、今回の対応を目の当たりにして、しっかりと事故防止の啓発活動をしてくださっているなぁと頼もしく感じました。
私もagizyabiyooさんと同じ考えです。
入口で明確な注意喚起や対応をすれば良いのではないかと思います。がやはり限界はあります。
私の暮らしている東信エリアは比較的気軽に登れる山多くある地域です。霧ヶ峰や美ヶ原のような観光客と登山者が混在する山もあり、今回出会ったような人も多くみかけます。
山国信州ではそのような誰もが気軽に登れる山は大きな観光資源であり、訪れる人は皆お客様という意識があるのですが。問題なのは山へ訪れる人はそれぞれ異なった感覚で山に関する情報を得ていることなのではないのかなと思いました。
昨今は山岳関係団体や当該市町村が発信する情報以外に多くの情報が発信されています。
観光情報や絶景ハイキングの情報として検索をすれば名勝地巡りの感覚で紹介されている物を多くみかけます。
そのため山へ訪れる様々なお客様が情報を得る段階で真に必要な情報が伝わっていない事がこのような困ったちゃんを生み出す要因の一なのではないかと考えています。
私はもともと山を職場としていた人間のため、登山道を歩く観光客もハイカーも登山者もあまり区別してみたことがありません。 観光客のマナー、登山者の常識はなどはそのジャンルだけの小さな決まり事だと思っています。
山を訪れる人それぞれの意識や趣向で山で楽しみ、山に滞在するかは自由ですが、情報を発信する側には最低限その景色を見るたに必要な条件は記してもらいたいと思うのです。
一昔前とは違い山の情報を得るには信頼性のある専門的な出所からだけではなく、良いところばかりを紹介したPR色の強い情報が多くなったように思います。
登山スタイルの多様化やギア性能の向上により、より多くの人が山を楽しめるようになりました。一方でSNSの時代では今までの山岳界の常識など皆無としたような個人ベースの山の体験談がアップされ本来の山の難易度が解り難くなったように思います。
山へ登る人、山で迎える人、また山を発信する人の誰もが共有しなければならない情報の義務化ができれば残念な事故は減るのではないでしょうか。その情報を知り得たうえでの事故はもはや救いようのない事ですよね。｢思ってたんと違った(>_<)｣なんて言い訳が出来ないと思うのです。
元来、山ってそんなに難しくアレコレ決め事を作って歩くもんじゃなかった。肌で感じる感覚で地形や天候、動植物のようすを感じながら進んでいいか判断していたのになぁ…
誰もが山で事故らない情報が、入山前に伝わる仕組みが出来ないものかなぁと思いました。
長々と失礼しましたm(_ _)m
最後の感慨も含め、深く同意します。
地元の方だからこその相反する感情、苦労もうかがえました。
恥をさらしますと、若い頃の私も(今も？)、ダメな彼と同じような旅行者で、当時、山には全く興味がなかったにもかかかわらず、言われるままに雪渓を見にいってすっ転んだり、滝に落ちたり、砂漠で凍えたりしてました。
そんな、お気楽な個人旅行者の行動原理を考えていて、なかなか考えがまとまらず、とはいえ一言お礼を述べたく、こんな遅い返信になってしまいました。
彼らとて、異国を楽しみに来ているわけで、気持ちよく帰ってもらえれば、それが1番なんでしょうけどね〜
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