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TLT5、TLT6と使ってTLT7は使わなかった。
リムーバブルタンと前コバがなくなったのが理由だったが、
TLT8になってバックルがラチェット式になったことでこれは登りのメリットになるのではと思って使うことに、
さらにTLT7と違うのが小指側のシェルにインサートされているパーツがなくなったことも自分にとってはメリット
これがなくなることでシェル出しができるようになる。
自分の足はかなり小指付け根が出ているのでブーツ選びには苦労している
では、TLT8を4回使ってみた感想を
○歩行時のフィット感向上
・ラチェットは歩行時にも締め付けの調整ができる。これによってフィット感を高めることができる
・フィット感がいいとシール歩行時に左右にぶれないので進みがスムーズになる。特に平坦時は板に力を伝達して進んでる感じがあってかなりいい
・ただし、締め付けるほどに足首の曲がりは悪くなる。そうなるとTLTシリーズのブーツの良さが小さくなるのでベストな締め付け調整を
○スキー滑走について
・TLT6と比べるとやや足首周りが緩いが大差はない。TLT7を試しばきした時より前方向はしっかりしているし、急斜面でガンガン攻めない限りはTLT6と大差がない(緩い斜面、整地)
・荒れたパウダーやパックスノーでガクンガクンする時は足首周りが不安定になる、TLTシリーズでは仕方ないことかも
・ラチェットの調整幅が細かい(5mmくらい)
○前コバがなくなったことについて
・ペツルイルビスのセミワンタッチで柔らかい雪、硬い雪を前爪使って登ったが全然問題ない
・アイスクライミングに近い登りでない限りセミワンタッチでいいかも
・ただ、前爪の蹴り込み時にブーツ爪先上が雪面にぶつかるのが気になる(問題にはならない程度)
・爪先とピンの距離が短くなってシール歩行時に若干足首の曲げが良くなった
TLT6に比べてリムーバブルタンがなくなったので扱いが楽だけど足首周りは少し柔らかい、TLT7に比べるとバックル一つでスキー・ウォークモード切り替えができなくなったけどラチェットでフィット感が高められるようになった、というところでしょうか
山スキーメインの方にはオススメです。(試しばきではTLT Speedfit Proカーボンよりも前方向のフレックスは高かった)
あ、ちなみに滑りはヘボいのであまり参考になりません
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