2022-2023 山スキー

今シーズンは、雪少ないところから始まり、厳冬期は周期的な降雪と晴天、春は寒気が入るものの雪降らず、雨と高温・小雪による早い雪解け
といった感じだった

12月末 蒲原山
小谷の木地屋は蓮華温泉の手前の集落で、
厳冬期には周囲よりも一段と雪が降る
ブナの木の斜面でパウダーランが楽しめる
木陰で雪が冷えてるのもポイント、これから周辺の他の山も行きたい
車のアプローチはスタックに気をつけないといけない

2月 野谷荘司山からくるみ谷右俣 ダイレクトルンゼ
2シーズン前から目をつけていたルンゼ
雪崩のリスクは明らかに高く、なかなか入れない
降雪を観察してトライ、スラフマネジメントはしやすい地形でエキサイトな斜面ながらも冷静に判断すれば正解のコースがわかる
この辺りでは一級品のテクニカル斜面ですね

2月 三ヶ辻山 岩長谷
山の奥の奥にある山と谷、日本でこんなに山奥に入れるところがあるのは凄い
アプローチは木が生えた尾根で安心して登れる
滑走もいい斜度でパウダーの溜まった谷で楽しい
金剛堂山もそうだけどこの辺りの山奥にある山はまだまだ開拓のしがいがあって楽しそう
ローカルの山スキーヤーに期待したいですね

3月 大山 東壁 本沢 壁沢 南壁 山頂下ルンゼ
2シーズン目の大山はマニアックルートにチャレンジ
本沢は上部以外は広い快適パウダー急斜面で楽しい
アプローチ、デプローチも楽しいし、何より東壁は人が少ない
南壁はいくつかエキスパートなルンゼがあるが比較的安全な山頂南東斜面を滑った、ここは真っ直ぐ滑り降りるだけなので単純

大山は関西地方の人に滑り尽くされてる印象だけど、ひときわ斜度がある壁沢は手付かずかも、と思ってチャレンジしたが
記録がない理由は理解できた 笑
厳冬期の降雪直後にキリン峠から見上げる槍ヶ峰のヒマラヤ襞が綺麗だった

2月後半から3月にかけて残雪シーズンに入ると、とにかく落石と落雪が多い
遠方から行く場合は無理しないことを心がけたい

3月 火打山 北東 中央ルンゼ
通いまくった北面台地のまだ見ぬルートへ
北東ルンゼといえば山頂からスキーヤーズライトで入るのがポピュラー
今回は北面台地からど真ん中に落ちるルンゼへ
山頂下の斜面はノールしていて硬いパックで緊張
脇沢に入るが超急斜面で雪崩が怖かった
肝心の中央ルンゼは重い雪ながら会心の滑りで脱出、達成感あった

3月 白山 別山 大平壁 剣ヶ峰 東ルンゼ
白山の目立つ山、目立つ斜面にチャレンジ
大平壁は上部がノールしていて落下する感じがあって楽しい、急斜面だけど雪が緩んでしっかりターンコントロールすれば問題ない
剣ヶ峰 の東面にはいくつかルンゼがある
今回は雪が緩まなかったけど緩めば下部のルンゼまで一直線に滑り込めて楽しいでしょう

4月 乗鞍 高天原 南東ルンゼ
なんとなくまったりしたくて乗鞍へ
登る途中、高天原に1ネタあることを思い出してチャレンジ
エントリーは急斜面だが中間は程よい斜度で岩の分岐でいくつかルートを取れる
下部の終点は滝だが脇から避けることもできそう
いい感じに休暇村まで行けたら乗鞍の定番ルートになるかも？

4月 水晶岳 西面ルンゼ
先シーズンのGW山行で雲ノ平から見た水晶岳西面
ここを滑ってみたかった
いくつか雪のついたルンゼがあるが雪一番残っている北峰の北側から繋がるルンゼを選択
広々とした上部からスキーヤーズレフトの脇沢に入り
狭すぎない急なルンゼを滑り落ちる
岩などの障害物も少ないので安心して飛ばせた
雪の量が十分なら定番的に滑れるルートになりえると思った
このエリアは山深くてやはり特別な雰囲気がありますね
毎シーズン来たくなる

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雪解け早かったものの、天気と睨めっこしていい条件で山に行けたシーズンでした
東海地方から離れて北陸や大山には行きづらくなるけど
連休を活かしてもう数ネタやりたいですね
そして久しぶりの関東なので新潟、会津、東北そして北海道も行きたい

毎シーズン、オリジナルな山行がいくつか出来るようになってきました
焦らずステップアップして安全に楽しみたいですね
来シーズンも頑張りましょう