続・高野山森林鉄道跡ハイク

先月に続いて、高野山森林鉄道の跡を辿って高野山へ。

高野山周辺に眠るいくつかの遺構を巡りましたが、この隧道だけ事前にはっきりした位置が分からず、地形図と昔の航空写真でおおよその場所を特定して現地へ。宝探しのような気分で目的の場所へと適当に斜面を下って行くと、ひっそりとした森の中に、いかにも怪しげな隧道が真っ黒な口を開けていました。

昔はひたすら地形図とにらめっこして、特徴のない森の中や入り組んだ地形上では現在地を把握するのも一苦労で、それだけにこういった発見は喜びもひとしおでしたが、今はアプリのおかげで簡単に現在地が判明し迷うことなく到達できてしまって、とても便利な反面、ちょっと寂しいような気持ちになりました。