先週は自分も職場の仲間と八経ヶ岳へ登りましたが、行者還トンネルから少し登れば初冬の雪景色となって、晴れてはいても冷たい北西の風が吹き抜ける稜線を歩きながら、見た目にも肌でも冬の訪れを実感しました。
それだけに、今回のなんとも痛ましい事故はまさかこんな時期に熊が…と、とても驚きました。
ただ、突然熊が襲ってくるのは二子山の動画でも見ましたし、昨日も北海道では町中で深い雪の中を歩く羆の姿が目撃されているので、そう考えればめったにないことではあると思いますが、不思議なことでもないのかなと思います。
でもこの事故と同じくらい衝撃だったのは、ニュースのコメント欄に事件を疑うような記述が散見されること。救助隊がすぐに出動できないような悪天時に…という批判は仕方ないにしても、まさかそんな見方が少なからずあることにまた驚きました。
確かに、今はテン場をちょっと離れて戻って来たらテントごとドロンすることもあるような時代なので、山に悪人はいないとは言い切れないのかも知れませんが…もちろん山なんて全くやらない方の意見だと思いますが、なんだか色んな意味で切なくなります。
自分も含め山をやられる方なら決して人ごとではない今回の事故、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、同行された方がしっかりケアされることを祈ります。
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