のんびりするはずなのに、山道具をいじりたくなってきてしまうのは何なんでしょうね。
とりあえず、何度か使って刃先がなまってしまったアイゼンにヤスリをかけてみたり、
普段は洗えないハードシェル&レインウェアの洗濯なんかをしてみました。
今回はこのウェアの洗濯について、初めて試してみたのでひとつ書き残すことにします。
これらは単に洗うだけでなく、洗ったあとに防水処理をしなければならないのでなかなか頻繁に、とはいかないわけです。なんとなく面倒ですがレインウェアの手入れの良し悪しが命運を分ける一因となった例(トムラウシ遭難など)もありますから、全然やらないというのもちょっと恐い。レインウェアはともかく冬用のシェルとかけっこうな回数を着てますからね。
とりあえず普通の洗濯洗剤ではダメだってことなので、下記2つを買ってきて試してみました。登山用品店に行けば必ず置いてあるくらいのメジャーどころだから、まあ間違いないだろうという単純な考えです。
(1)TECH WASH (NIKWAX製)
(2)TX.DIRECT WASH-IN(同上)
(1)で洗って、(2)で撥水処理するわけです。(2)についてはスプレーで吹き付けるタイプのもありましたが、店員さん曰く「浸け置きタイプ」の方が撥水がしっかりしてるとのことなので、その意見を容れました。
どちらも洗濯機で水量指定し、洗い+すすぎで完了です。脱水はしないほうがよいと思います。具体的な手順としては、
ウェアを洗濯機へ →(1)を投入 → 洗い → すすぎ → 水を抜く → (2)を投入 → 洗い → すすぎ → 取り出して干す
になります。
洗濯後の仕上がりの印象をまとめて見ました。
・単純な泥汚れ、皮脂などは完全に落ちたようです
・袖口や肘部分などの「こすり付けられた」ような汚れは落ちきらず、くすんだように残りました。
・水をかけてみたところ、水滴は玉になって弾かれました。撥水は維持されています。
・洗う前に比べて、微妙に生地がやわらかくなった・・・ような。なんででしょう
以上のような感じで、意外にお手軽に洗濯は完了しました。もともとがレインウェアですからね、干す時間も普通の洗濯物に比べて短いものです。
ただ1〜2着の洗濯で(1)を半分、(2)はまるまる1本使い切りますから費用を考えると、やっぱり頻繁には洗濯できなさそうですねえ
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